2019年5月26日に日本テレビで放送された『Going Sports & News』で引退することになった元読売ジャイアンツの上原浩治の印象深いシーンを江川卓が番組MCの上田晋也と共に語っています。
上田 僕が上原投手で印象に残っているのが、ペタジーニを敬遠して涙したシーンですね。あれで思い出したのが、江川さんがベンチの指示でライバルの掛布さんを敬遠したシーン。敬遠せざる負えなくなって、その時の江川さんの敬遠の球が剛速球。
https://baseballspot.net/archives/7481/
江川 うんうん。
上田 「あぁ、敬遠したくないんだ。そうそう、これが巨人のエースだよ」って思ったのを上原投手の姿と重ね合わせましたね。では、江川さんが印象に残っているシーンは何になるんでしょうか?
江川 私は1年目のこのシーンです。
真ん中のボールをバッターが空振りしている映像を見ながら語っています
江川 フォームを見て、僕は勝てないピッチャーだと思ったんだけど、真ん中のボールでバッターを空振りさせるのが20勝するピッチャーなんですよね。
上田 はい。
江川 それでバッターが空振りした後に崩れるんですね。
上田 うんうん。
江川 本当に速い球を投げるピッチャーだとバッターは形が崩れるんですよ。
上田 なるほど。
江川 それを見た時に「あっ、評価が間違ってたな」というのがハッキリ分かりましたね。
上田 へぇー。そうですか。ですから、今後は2球とかでそのピッチャーのことを判断しないようにしてもらえないですかね?(笑)
江川 3球にします(笑)
上田 もうちょっと見てください(笑) まあ残念ですけど、引退会見をご覧になってどうでしたか?
江川 本当はもっとやりたい、まだ出来る、というのは絶対に残ってますね。
上田 うーん。
江川 でもやっぱり自分の力を考えたら辞めないといけないというのがあったんでしょうね。
上田 はい。本当に長年お疲れ様でした。
以上です。
真っ直ぐでバンバン空振りさせてました。