2019616日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で先発し初回に3失点する最悪な立ち上がりだったものの2回以降は立ち直った読売ジャイアンツの菅野智之について元日ハムの岩本勉と元巨人の斎藤雅樹がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

菅野のヒーローインタビューの一部

菅野 立ち上がりだけ気を付けようと思っていたんですけど、見事に立ち上がりにやらちゃったんで。でも粘って7回まで投げれたんで良かったです。悪いなりに試合を作るのもまたひとつの力だと思うので、こういう試合も時にはあると思うので、そういう時に今日みたいなピッチングができれば試合を作れるのかなと思います。

 

 

斎藤雅樹と岩本が語る

この日の菅野の投球内容
7回107球 被安打6 奪三振5 四球1 失点3
今季7勝3敗 防御率4.19(6/16の試合終了時点)
2回以降1安打ピッチング

 

アナ 巨人が日本ハムに勝利し、交流戦4カード連続の勝ち越しを決めました。

 

岩本 ヒーローインタビューでもありましたけど、立ち上がりで言うと抜群だったファイターズ杉浦とは対照的で、菅野がヒーローインタビューを受けているのも不思議な立ち上がりで独特な試合のスタートだったんですよね。

 

アナ はい。

 

岩本 雅樹さん、立ち上がりはちょっとフラフラしているように見えた菅野です。最近ちょっと立ち上がりに課題がありましたよね。

 

斎藤 そうですね。やっぱりストレートにしても、変化球にしても、どうしても真ん中に集まってくるという感じで、今日はキレもなかったですよね。

 

岩本 でも、そのあとは修正して試合を作って最後はヒーローにまでなるというところはやっぱり凄いピッチャーですね。

 

斎藤 そうですね。本当にその辺はさすがというところですよね。

 

岩本 はい。

 

斎藤 まあ2回からはフォークを多投してストライクを取ったり、打ち取ったりしていたんですよね。2回からは6回までストレートでの結果球がないんですよ。

 

岩本 おぉ、なるほど。

 

斎藤 全部変化球で打ち取ったりしてるわけなんですよね。

 

岩本 僕は『凄いピッチャー』と『勝てるピッチャー』をよく分けてコメントするんですけど、菅野は両方持っているピッチャーだと思うんです。

 

斎藤 うん。まあそうですね。やっぱり調子が悪い時でもなんとかゲームを作るというね。色んな球種があるので、これとこれがダメでも次のこれがあると。

 

岩本 はい。

 

斎藤 そういうところで修正ができるんですよね。

 

岩本 そうですね。

 

 

以上です。

さすがのピッチング。
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