2019年7月8日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.ヒューストンアストロズ戦でもホームランを放ったアナハイムエンゼルスの大谷翔平。前半戦が終了し後半戦に向けて活躍のカギを小早川毅彦がフリーアナウンサー山本萩子と共に語っています。
アナ 今日で前半戦が終了しました。大谷選手の前半戦の成績を見ていきましょう。こちらです。
打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | |
昨季の成績 | .285 | 22 | 61 | 10 |
今季前半戦 | .303 | 14 | 38 | 4 |
アナ 小早川さん、気になる成績はどれになりますか?
小早川 まず私は打率ですね。5月にいきなり実戦に復帰しましたよね。
アナ はい。
小早川 ゲーム感がない中で少し苦ていたんですよね。ちょっと心配になるぐらい。でも低い打率から本当にここまで状態を戻して3割に持ってきましたからね。
アナ そうですね。
小早川 私はこの3割を評価したいですね。
アナ そしてホームランは今日14号を打ちましたが、後半戦にこのペースで打つと、松井秀喜さんがもつ日本人最多ホームランの31本に並ぶペースです。
小早川 はい。6月に入って勢いが増してますし、ここ10試合で5本も打っているんですよね。それで私はホームランと打点と盗塁がかなり伸びるんじゃないのかなと思います。
アナ はい。
小早川 盗塁も30盗塁以上して打点も100以上いけると思いますし、30-30を今シーズン期待できるんじゃないかなと思います。それが出来るのもバッターに専念している今シーズンだけかもしれません。
アナ 確かに3割30本100打点も見てみたいですよね。
小早川 そうですね。
アナ ただ、これだけ活躍するとよりマークか厳しくなるのが予想される後半戦だと思うんですよね。大谷選手にとって後半戦はどういったことが大切になってきますか?
小早川 私は我慢だと思いますね。
アナ 我慢。
小早川 はい。今日もホームランを打ったあとの打席では変化球ばかりの投球をされていたんですよね。
アナ はい。
小早川 今日はストレートをホームランにしたので、あとはほぼ全て変化球で攻められて、誘ってきているんですよね。昨日のコールでさえも変化球が多かったですからね。
アナ 今日はホームランのあとの打席では変化球が14球でストレートは1球だけでした。
小早川 そうですね。
アナ 大谷選手としてはどうしていけばいいでしょうか?
小早川 やはり相手が誘い球を投げてきているので、バッターというのは打ちたい打ちたいという気持ちが強いので、やっぱりそこをしっかりと我慢して、相手もシングルヒットぐらいならOKというぐらいの気持ちで誘い球で来ますので、しっかりと我慢して打てるボールをちゃんと打つということですね。
アナ 各チームはこういった攻めをしてきますよね。
小早川 それが強打者の証です。これをクリアするのも強打者の必要な条件です。
以上です。