2019年8月20日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs埼玉西武ライオンズ戦でこの日も4打数無安打で元気のない北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎のバッティングについて元日ハム阪神の片岡篤史と元日ハムの岩本勉がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。
2打席目 レフトフライ
3打席目 サードファウルフライ
4打席目 ファーストゴロ
シーズン打率.179(8/20の試合終了時点)
アナ 西武が日本ハムに勝利。岩本さんは気になることがあるんですよね。
岩本 はい。隣に左バッターのエキスパート片岡さんがおられるんでお聞きにしたいんですけど、4番・清宮の存在なんですけどね。
片岡 はい。
岩本 色んなことがあり、栗山監督のこだわりで今4番バッターを任せています。
片岡 そうですね。
岩本 でも、アグレッシブな姿勢が見えない打席が続いたんですが。
片岡 左バッターがサードファウルフライ(3打席目)を打つ時というのはあまり状態が良くないですよね。インコースの真っ直ぐに差し込まれるのか、アウトコースに泳ぐのか、というところですけど、この3打席目ではアウトコースを振れていない。清宮選手の自分のタイミング、しっかりと軸足に乗る間が最近はないですよね。
岩本 うーん。
片岡 だから自分が思うようなバットへの力が伝わらない。
岩本 はい。
片岡 よく言うのはバットの先が滑ってるというんでしょうかね。
岩本 うーん。
片岡 今日はそういう形の打球が多かったですね。
岩本 僕はピッチャー上がりなんですけど、もし清宮がバッターボックスにいて威圧されるとするなら、バットとブルン!っと振ってセンターから右方向に決め打ちかのようにフルスイングされるのがイヤなんですよね。
片岡 だからファウルでも空振りでも、相手に「怖いな」と思わせるようなスイングをしないといけないですよね。ただ、今は状態が良くないと思うんですけど、そういう風な打者に育ってほしいですから栗山監督も4番に入れてると思うんですよね。
岩本 はい。
片岡 ですから空振りにしろ凡打にしろ結果に関係なく、そういうスイングを1打席でも1球でも多くできるような打席を作ってほしいですよね。
岩本 私も今後の解説に参考にさせて頂きます。
以上です。