2021年10月9日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.東京ヤクルトスワローズとの天王山 第2ラウンドで勝利した阪神タイガース。最後の3イニングを岩崎優とスアレスのW回またぎで接戦をモノにした継投策について元阪神の片岡篤史と元巨人の斎藤雅樹がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。

 

アナ 天王山の第2ラウンドは阪神がヤクルトに勝利しましたね、片岡さん。

 

片岡 今日負けるとかなり苦しい展開になるんですけど、なかなか点が入らない状況で7回表に島田のベースに当たるラッキーなヒットで勝ち越し点が入ったと。

 

アナ うんうん。

 

片岡 そういうもので勝利を手にしたというのはタイガースにとっては大きな1勝ですよね。島田も打った後にいい顔してましたね。

 

アナ そうでした。そして阪神は意地の継投がありまして、珍しく7回8回9回を岩崎とスアレスの2人で回またぎをしました。

 

この日の阪神の継投
1番手 秋山     5回1失点
2番手 アルカンタラ 1回0失点
3番手 岩崎     1回1/3 0失点
4番手 スアレス   1回2/3 0失点

 

片岡 まず秋山を5回87球で降ろして6回にアルカンタラ。そこから7回に岩崎を持ってきたんですよね。先のDeNA戦で8回に及川が打たれて負けた試合があって、岩崎もプライドがあったと思うんですよね。そして8回からどうするのかなと思ったら、岩崎とスアレスの両方が回またぎをするというね。

 

アナ はい。

 

片岡 勝利の方程式の2人を1イニング前倒しにして投入したと。その2人を起用して苦しいゲームを取ったということで、タイガースにとって大きな、また継投が成功して勝ったというも大きいですよね。

 

アナ ですよね。斎藤さん、この起用法というのはこの状況だから起こりうる事だと思いますか?

 

斎藤 もう当然だと思います。2人で3イニング行くぞという事だと思いますね。

 

アナ まあ、岩崎とスアレスが頼みの綱ですからねぇ。

 

斎藤 そうですね。

 

 

以上です。

2人で3イニングは熱い展開でした。
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