2019年9月13日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』で東京ヤクルトスワローズの畠山和洋と館山昌平の引退会見の様子です。
もくじ
畠山の会見の言葉
―最初の言葉
畠山 本日は私の37回目の誕生日パーティーにご出席いただきありがとうございます。(※マスコミの反応はややウケ)
(続けて)
畠山 というのは冗談で(笑) 今シーズンをもちまして現役生活から引退することを決意しましたことをご報告させていただきます。
―引退を決断した理由
畠山 自分のパフォーマンスが全盛期の比べて明らかに落ちてきてたのが分かったので、まあ引き際というか、体の方がもう無理だと自分に訴えてきてたので、それを真摯に受け止めてユニフォームを脱ごうと決意しました。
―思い出の試合
畠山 最低一度は優勝して引退しろと言われてきて、実際にその優勝を経験して輪の中心に入れされてもらって、優勝できたという幸せは本当に何事にも変えがたくて。その後に入団してきた選手は特になんですけど、必ず現役生活が終わるまでに優勝できるようにということで頑張ってもらいたいと思います。
―ファンに向けて
畠山 ファンの方の応援があってこそ19年間プレーするとこができたと思ってますし、ファンの方と優勝できたというのが僕の中で誇りですので。今は若い選手もかなり育ってきてると思いますし、そういう選手が近い将来またヤクルトを優勝できるチームにしてくれると思ってますんで、変わらぬご声援をよろしくお願いしますと、言いたいです。
打点王(2015)、ゴールデングラブ賞(2012、2015)
ベストナイン(2015)、オールスター出場2回
館山の会見の言葉
―引退を決断した理由
館山 1軍でアウトを取ることはできるんですけど、試合を支配してチームの勝利に結び付けるという投球がなかなか出来なくなってきたのが一番の引退を決断する要因だと思います。
―思い出の試合
館山 やっぱり三度目のトミー・ジョンから復帰をした試合(2015年6月28日の神宮での巨人戦)ですかね。自分自身は勝ちはつかなかったんですけど、5回途中で降りてしまって、当時の高津コーチが「この試合は必ず勝たないといけない。落とせないだ」と言って、当時の外国人のセットアッパーもみんな賛同してくれて、バーネットがイニング跨ぎしたという瞬間は、もう僕は(感動して)ダメでベンチ裏ですぐ下がったんですけど。その瞬間というのは自分が投げた、抑えたという事よりもチームとしてこれだけみんなに待っててもらって、それに対して自分が本当に戻ってくることができたっていう全てが繋がったのかなという試合なのかなと思います。
―ファンに向けて
館山 怪我をするのは自分の責任であって、そこから復活までもってこれるというは、ファンの皆様の笑顔が見たいからというか。ヒーローインタビューであそこに立った時に見る風景ってスゴい好きなんですね。それであそこにもう一回立ちたいという思いだけで乗り越えられたのかなと思うので、もっともっとヤクルトファンが自分達の中に中心なんだという思いを持って選手に接していただけると、もっといいチームになるんじゃないかなと思います。本当に17年間ありがとうございましたということです。
(21完投11完封)
最多勝(2009)、最高勝率(2008)
カムバック賞(2015)、オールスター出場4回
全部見たい方は動画で
以上です。