2018年5月29日にフジテレビONEで放送され「プロ野球ニュース」でこの日のvs.ロッテ戦で東京ヤクルトスワローズの先発だった石川雅規の代え時について元横浜の高木豊、同じく元横浜の斉藤明雄、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの堤友香と共に語っています。

 

【この日の石川の投球内容】

6回1/3、95球、被安打6、奪三振6、四死球3、失点4

今季5勝2敗 防御率5.26(5/29の試合終了時点)

 

 

アナ ヤクルトの石川投手は途中までは良かったです。

 

高木 そうなんですよ。真中さん、僕は7回表にピンチを迎えた時にもう代えた方がいいんじゃないかなと思ったんですよね。

 

真中 そうですね。100球前後でいつも石川が捕まるところではあるんですけどね。

 

高木 はい。

 

真中 ただ、これは前のイニングで石川をバッターボックスに立たせているんですよ。石川を立たせるということは次のイニングを任せるということなので。

 

高木 なるほど。

 

真中 ベンチとすると次のイニングを任せたピッチャーにそこでスパっと代えるというのはけっこう難しいですよね。

 

高木 なるほどねぇ。

 

真中 だったら、前の打席で代打を出してしまえと思われがちになるので、石川の状態が良かっただけに、ちょっと引っ張り過ぎたかなと思いますね。

 

高木 明雄さん、やっぱりそう思いますか?ピッチャーに打席を立たせて次の回にピンチを迎えて代えられたとすれば『何だそれなら代打出しとけよ』みたいな感じだった?

 

斉藤 それは意外と思わないですね。

 

高木 思わない。

 

斉藤 うん。

 

真中 ベンチじゃなくて見ている側がですよ。

 

高木 うん、見ている側が疑問に思うということね。

 

真中 はい。(6回裏の)先頭打者で石川を立たせる。それで次のイニング(7回表)で石川がピンチを迎えてしまってピッチャーを代えたら、最初からその前の回に石川に代打を出しとけと思われがちになっていまうので、立たせたからにはある程度は任せるという意識も必要なのかなという。

 

斉藤 反対に石川投手の場合もそうなんですけど、3回り目というのはピッチャーが1番苦しい時なんですよね。だから、ラミレス監督のいいところはそういう場面でスポーンと代える。

 

高木 うーん。

 

斉藤 そういう作戦も必要じゃないかなという感じはしますけどね。

 

高木 まあ、ブルペンがしっかりしておけばパッといけたかもしれないですね。

 

 

以上です。

真中の監督としての話を聞いていると柔軟性に欠ける印象がありますね。型通りにハマった采配も必要な時もありますけど、そうじゃない場合もあると思いますけどね。見ている側が疑問を持つとかどうでも良くないですか。ただ、斉藤明雄がいきなりラミレス采配を持ち上げたのはちょっとねじ込み過ぎじゃないですかね?

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