2019年10月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のクライマックスシリーズ1stステージの3戦目となるvs阪神タイガースで敗れたCS敗退した横浜DeNAベイスターズについて元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の斎藤明雄がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
もくじ
バッテリーミス
平松 DeNAはバッテリーのミスですよね。これがまた致命的なもので負けの2失点に繋がるわけですから。
アナ はい。
平松 国吉もエスコバーもシーズン中からこういう事をけっこうやってるんですよ。だからやっぱり練習中から意識しないとね。キャッチャーが捕れない止めれないボールですからね。斎藤さん、これを捕れというのは無理があるよね。
斎藤 ベース板の前でワンバンしてるボールはちょっと無理だと思いますよね。だからサインを出すタイミングもあると思うんですけど、やはり当たってるバッターに初球インサイドというのはどうしても力んでしまうというのがありますから。
平松 うん。
斎藤 やはりピッチャーの性格をうまく読んで安全圏から初球を入るというのも必要かなと思いますよね。
平松 ですよね。まあ、これがなかったらという「たられば」を言ってもしょうがないんだけど、恐らくファンはこのワイルドピッチの2点がなかったら勝ってるんじゃないかと思いますよね、苫篠さん。
苫篠 もちろんそうですよね。DeNAからするとなにか悔いの残るCSでしたよね。
平松 ですよね。DeNAからすればいいゲームをしてるんだけど、最終的にはこういう形のミスが負けに繋がったというのがありますよね。
アナ そしてラミレス監督の試合後の談話が入っています。「試合はいい内容だった。我々はベストを尽くした。ベストの選手だったし、何も恥じることはない。ファンの方のサポートには感謝している」とコメントを残しています。
疑問の残る投手起用
アナ 斎藤さん、今シーズンのDeNAはどうでしたか?
斎藤 私はちょっとピッチャーの使い方で迷いが見えたし、ちょっと代え時を間違ったりしていたと思います。それとこのシリーズで今永をチーム事情でリリーフに回すのは分かるんですけど、逆に考えると今永は最多勝を狙えてたし開幕投手でもあるピッチャーなので、私は1戦目でズバっと先発させてそれで負けたら仕方ないという形になった方が良かったと思いますね。
平松 まあ今永はエースですからね。
アナ はい。
平松 第1戦、第2戦の今永のベンチでの表情を見るとなんか寂しそうな表情をしてました。
斎藤 うんうん。
平松 「何で俺に先発させてくれないんだ」というね。そういうところの采配はラミレス監督の考えがあると思いますけどね。まあ2位というのはよく頑張ったと思いますよ。
アナ そうですね。そのラミレス監督は続投が決定したということなので来シーズンは楽しみですね。
平松 もう来年はこれだけのメンバーがいるんですから優勝ですよ。
筒香ポスティング
アナ そして筒香選手がポスティングシステムでの大リーグ挑戦を球団が容認したことも明らかになりました。
平松 うーん。苫篠さん、優勝してから行ったらいいんじゃないかなと思うんですけどね。
苫篠 それだけに尚更、今シーズンは日本シリーズに行って日本一になって行ってこいとなってほしかったですよね。
平松 そうですよね。
斎藤 そういうつもりだったんだろうね。それが今日負けたからそれがなくなっちゃった(笑)
平松 まあ本人の希望ですからね。どこに行っても力一杯やってほしいですね。
アナ そうですね。
以上です。