20191020日にテレビ朝日で放送された『サンデーLIVE!!』で東京ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団することになった星稜高校の奥川恭伸の育成方法を古田敦也がめ~てれアナウンサー濱田隼と共に語っています。

 

アナ ヤクルトの奥川投手は早くも開幕投手なんていう声もあるんですよね。

 

古田 ハハハ()

 

アナ 古田さん、来シーズンの開幕はオリンピックの影響もあって例年よりも早いんですよね。

 

古田 そうなんですよ。これがけっこう大きくて320日に開幕なんですよね。

 

アナ 古田さんが監督だったら、この黄金ルーキーをどんなスケジュールで調整させますか?

 

古田 まず開幕ローテーションで投げようと思ったら、まず2月の終わりぐらいで2イニング投げたり、50球ぐらい投げたりして、1週間ごとに順序を踏んで投げることになるんですよね。そして今後の予定を見てください。

 

奥川投手の今後の予定
10月17日 ドラフト会議
11月12月 ヤクルト入団発表会見
1月     新人合同自主トレ
2月1日  沖縄キャンプ開始
2月15日  オープン戦開幕
3月20日  開幕戦

 

古田 1月には自主トレがあるんですけど、これは寒いなかで自主トレをしないといけない。キャンプが始まる前になかなか簡単に開幕戦までうまく調整がいかない可能性もあるんですよね。

 

アナ うーん。

 

古田 だから僕個人的には、この表にあるような調整順序に従わずに、自分の体調に合わせてしっかりやってほしいなと思いますね。

 

開幕投手の調整法
2月    キャンプ・ブルペン
2月21日 オープン戦(1~2イニング)
2月28日 オープン戦(2~3イニング)
3月 6日 オープン戦(5イニング)
3月13日 オープン戦(6~7イニング)
3月20日 開幕戦

 

 

古田 ただ、みんなは期待します。

 

アナ そうですよね。

 

古田 本当にみんなが期待するんで、まあ焦らずやってほしいんですよね。

 

アナ マイペースでいいと。

 

古田 はい。

 

アナ となると、これからキャンプが控えてますから注目度から考えて大騒ぎになるんじゃないかなと。

 

古田 なりますよ。間違いなくね。皆さん、覚えてますかね。1998年の松坂くんの新人イヤー。例えばブルペンに移動するにもスゴい人がやって来ます。

 

アナ そうですよねぇ。

 

古田 それで「ブルペンで投げるよ」と聞いたら、報道陣もお客さんもやって来てごった返します。これね、OBとか野球解説者とかが毎日来るんですよ。

 

アナ はい。

 

古田 そうしたら「今日は奥川投げないの?」ってみんな言うわけですよ。

 

アナ はい()

 

古田 そこで調子が悪いのに無理矢理投げないといけないとか、変なプレッシャーがかかるんですよ。それで調子がおかしくなるのが一番いけないんでね。

 

アナ はい。

 

古田 最初プロ野球はどんな練習メニューをするのか、どんな調整をするのか、まだまだ慣れてないんでね。まあこの辺で投げてほしいなっていう空気が出たりするんですけど、あんまり関係なく、もうちょっとのんびりやってほしいと思います。

 

アナ 古田さんからは焦らずというメッセージですね。

 

古田 そうです。

 

最後にこの古田のアドバイスを聞いた奥川選手が少し語っています

 

奥川 古田さん、こんにちは。星稜高校の奥川恭伸です。これからは古田さんもおっしゃった通りに、焦らずに、順調に成長していきたいなと思っているので、これからまたご縁があればよろしくお願いします。

 

 

以上です。

焦らせないのが大切。
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