2020年8月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦で終盤に大量リードされた中で読売ジャイアンツの原辰徳監督は野手の増田大輝をピッチャーとして起用しました。この采配について元横浜の高木豊と元近鉄西武の金村義明がタレントの稲村亜美と共に語っています。
高木 巨人は阪神に敗れはしたけど、大量リードされてから増田がピッチャーとして出てきた。
金村 ビックリしましたねぇ。
高木 ん?守備交代なのかな?と思ったらマウンドに上がってたという(笑)
金村 まあ11点取られたところで、あと2人のアウトを取らないといけないところで増田がキャッチボールし出したんですよね。
高木 はい。
金村 内野の守備交代なのかなと思ったら、照れ臭そうにマウンドに上がってきて(笑)
高木 本当にね(笑)
金村 そこでよく抑えましたけど、これどうなんですか? 相手側からすると、ちょっと屈辱感がありますよね。
高木 屈辱感はあるけども、でもこういう試合で巨人側としては無駄なピッチャーを使いたくなかったんでしょうね。
金村 もちろんそうでしょうけど。ただ、これについては原監督だからできる采配だと思うんですよ。
高木 うんうん。
金村 これ、1年目の高津監督ができると思います?(笑)
高木 でも他球団もこういうのやらないですかね?
金村 原さんがこういう先陣を切ったんで、今年は異常な状況で開幕を迎えているんで、他球団でもあり得るかもしれないですね。
高木 そうですよね。
金村 ただ、間違いなく巨人ベンチでは用意をしてたと思うんですよ。
高木 はい。
金村 「いざとなったら増田、用意しとけよ」と。
高木 そうですね。
金村 もともとピッチャーやってたましたからね。
稲村 その増田選手なんですが、「投手が投げなくて良かった。スゴくいい経験だった」とコメントしていました。
高木 楽しそうだったもんね。
金村 いや、変化球も投げてましたからね(笑) 打ち取られた近本と大山は屈辱かもしれないですね(笑)
高木 イヤですよね。でもさすがにプロだから芯は外してなかったね(笑)
高木 金村さんもピッチャー出身じゃないですか。
金村 僕はオープン戦の客寄せパンダで日生球場で投げさせられたんですよ。
高木 ありましたね。
金村 それでこの番組にも出てる苫篠賢治くんがルーキーで対決しまして。
高木 あっ、そうなんですね。
金村 苫篠を打ち取りました。
高木 そうなんですね。
金村 苫篠はルーキーだから屈辱とは思わなかったみたいですけどね。「次は打ちます!」と彼は言ってましたけどね。
高木 なるほど。
金村 ピッチャーとして投げたのはそれだけでしたね。
高木 まあキャリアの中で増田は投手としての成績が残るからね。
金村 公式戦で、それも伝統の一戦で、甲子園で投げたくても投げれないピッチャーが山盛りいるのに(笑)
高木 ですよね~。
金村 増田は嬉しそうでしたよね(笑)
高木 そうですよね(笑)
以上です。