2020年8月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦で敗れてしまった西武ライオンズ。その中で元気のない西武の山賊打線について元横浜の野村弘樹、元南海阪神の江本孟紀、中日で監督をしていた谷繁元信がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
アナ 西武は日本ハムの杉浦投手に抑え込まれて敗戦しました。8月に入って1勝しかしていない西武です。打線についてはいかがでしょうか?
野村 江本さん、昨年の主力である山川、森、中村が8月に入ってこの打率なんですよ。
中村剛也 打率.062(16-1) 本塁打0 打点2
森 友哉 打率.105(19-2) 本塁打0 打点0
江本 うーん。私はシーズン前に心配だったのがメジャー移籍した秋山の替わりを誰がするかという事だった。
野村 はい。
江本 やっぱり何だかんだで機能するんじゃないかという見方もあったけど、それが機能しなくなったというのは秋山がいなくなった事によって打線のバランスがおかしくなったというのもあるんじゃないかなと。1人が抜けるとね。
野村 秋山一人が抜けて、そこの歯車が狂ってる感じですか。
江本 その影響もちょっとあるかなという気もするんですよね。
野村 なるほどね。谷繁さん、この中村・山川・森の主力の3人が8月に少し苦しんでいるようなんですよね。
谷繁 そうなんですね。開幕から山賊打線の破壊力があまり見られてませんから、やっぱり江本さんが言われるように、秋山が抜けたところに誰を入れるかっていうのから始まったのが、なかなかそこが決まらず、そして色々と打順をイジっているうちにみんなの調子がドンドン悪くなってきたという感じだと思うんですよね。
野村 うんうん。まあ、このままでは西武打線に活気が出てこないんでね。何とか盛り返してもらいたいですよね。
アナ そうですよね。
野村 はい。
以上です。