2020年9月12日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.広島カープ戦で連日2番で起用されている阪神タイガースの梅野隆太郎について元横浜の斎藤明雄と元ロッテの里崎智也がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
アナ 阪神は大山の3ランで広島に快勝しました。その中で連日、阪神打線の2番を務めるキャッチャー梅野です。昨日(9/11)はホームランを含む2安打を放つ活躍で、そして今日は3犠打で3つ送りバントを決めてます。里崎さんもキャッチャーとして2番を務めた経験もありますが、どう見てますか?
2打席目 フォアボール
3打席目 送りバント
4打席目 送りバント
シーズン打率.289(9/12の試合終了時点)
里崎 2番だと試合が始まる前から忙しいんですよね。
アナ なるほど(笑)
里崎 試合前にブルペンで先発ピッチャーの球を受けて、ベンチに帰って来て、初回が終わって、裏の攻撃で2番を打つっていうのは「忙しいな」という感覚があるんですけど。
アナ はい。
里崎 僕の時は1番西岡で足が速いからアウトコースが多かったんで、打ちやすかったという面もありますけどね。でも、今日なんかはバントも完璧に決めて、昨日はホームランも打って、いい2番バッターをやってますよね(笑)
アナ 矢野監督は2番バッターは誰がいいのかと探していたら、実は梅野が一番適任だったという、明雄さんはそう思われませんか?
斎藤 ここまでしっかりと役割を果たすと梅野の2番で良かったのかなと思いますけど、やっぱり梅野の事を考えると、もうちょっと楽なところがいいのかなという感じもありますけどね。
アナ なるほど。
斎藤 まあ、阪神としては梅野の2番によって打順の巡りが良くなってるんじゃないかなとも思いますけどね。
アナ 梅野は弱音を吐かない選手で、骨折しても何も言わないし、今も体調も万全ではないとは思いますけど、キャッチャーが気分良くできている事については里崎さんはどう思われますか?
里崎 それは大きいですよね。チームがいい方向に向きますからね。
アナ うんうん。
里崎 でも2番キャッチャーというのはビジターが大変なんですよ。ビジターだと表の攻撃で初回から打順が回ってくるんで、試合前の先発ピッチャーのブルペン投球を途中で切り上げてベンチに帰らないといけないんですよね。だからバッティングの用意がままならないんですよ。
アナ なるほど。
里崎 ホームはまだいいんですけど、ビジターはちょっと大変です。
アナ なるほど(笑) その辺が今後の課題になるのか。
里崎 これは実体験です。
以上です。