2021年4月8日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.阪神タイガース戦で先発し、8回途中無失点で自身開幕2連勝となった読売ジャイアンツの高橋優貴の好投について、そして好守備を見せた北村拓己について元横浜の高木豊、元ヤクルト広島の笘篠賢治、横浜で監督をしていた大矢明彦がフリーアナウンサーの黒澤詩音と共に語っています。
高橋のヒーローインタビューの一部
高橋 ストライク先行でテンポ良く投げれた事が良かったと思います。こうやって主力の方がいない中で投手陣が粘って、何とか最少失点で抑えればこういうゲームができるかなと思うので、これからもいい投球ができればなと思います。
高橋を語る
開幕から14イニング無失点で自身開幕2連勝!
アナ 巨人が阪神に勝利し連敗を2で止めました。
高木 はい。今日はバッテリーを含めて守り勝ちましたね。
アナ はい。
高木 その中でも高橋優貴と炭谷のバッテリーで阪神打線を抑えていくんですよね。大矢さん、高橋優貴は今年オープン戦から良かったんですけど、何か変わったところはありますか?
大矢 やっぱり今年は球持ちがいいですよね。
高木 なるほど。
大矢 だからどのバッターも少しだけタイミングが崩れるんですよね。意外と安定感があると言ったらいいのかな。
高木 はいはい。
大矢 ビシビシいくんじゃないんだけど、相手のバッターのタイミングがズレてるなってのが見えるんで、ベンチはとっても安心して見てられると思いますね。
高木 なるほど。それを引き出したリードも見事だったんですけど、もう1つポイントがあったんですね。苫篠さん、8回裏の守備で気の利いたプレーがあるんですよ。
高木 完全に1点あげてもいいよっていうシフトを敷いてたんですよね。
苫篠 ジャイアンツは2点リードしてましたからね。
高木 内野は前進守備ではないんですけど、代打の陽川が強い当たりのファーストゴロを打つんです。ここでファーストの北村はバックホームしたという。ファーストを踏んでアウトを1つ取るというのでも文句は言われなかったと思うんですよね。
苫篠 そうですね。ですからファーストを踏むのは簡単ですけど、まずは先の塁を確認してからファーストベースを踏むという順番をしっかりと冷静に判断して、その中で間に合うと判断したからホームに投げて1点を阻止するというね。
高木 うんうん。
苫篠 これは1点差と2点差では全然違いますからね。
高木 全然違うよね。だから気の利いたプレー。あの場面でホームに投げるのは勇気がいるんですよ。
アナ はい。
高木 だけどよく投げました。見事なプレーでした。
以上です。