2021年4月27日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.福岡ソフトバンクホークス戦でプロ14年で初めて2番で出場した北海道日本ハムファイターズの中田翔について元横浜の高木豊、元日ハムの岩本勉、楽天の監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの柴田阿弥と共に語っています。
2打席目 空振り三振
3打席目 空振り三振
4打席目 レフト2塁打(得点1)
5打席目 フォアボール
6打席目 フォアボール
シーズン打率.200 本2 点8
6打席で4度の出塁
アナ 日本ハムがソフトバンクに勝利。引き分けを挟んで連勝しました。岩本さん、この試合でポイントになったところはどこになりますか?
岩本 やっぱり栗山監督が斬新な打線を組んで2番に中田を入れたことだと思うんですよね。
アナ はい。
岩本 その中田が今日の試合ではチャンスメイクすることができたんですよ。
大久保 確かにね。
岩本 これ偶然かもしれないんですけど、僕はそれよりも2番に入れた栗山監督の気持ちを中田翔がどう捉えたかというのがポイントだと思うんですよ。
大久保 うんうん。岩本さんはどう捉えました?
岩本 今日2番を経験させ、そして今シーズンは7番も経験させてるんですよね。
大久保 はい。
岩本 今まで入ったことのない打順で、今まで自分の周りの打者たちは何を目的に稼働していたのかを肌で感じさせる栗山監督の目的もあると思うんですよ。
大久保 なるほどね。
岩本 そして結局、中田に「あなたは看板選手の4番打者なんですよ」というところに収まり直すと僕は思ってるんですよね。
大久保 なるほど。豊さんは中田の2番起用をどう考えますか?
高木 ガンちゃんが言ったように、何かの刺激でしょうね。
大久保 うんうん。
高木 それとガンちゃんが言ったように周りを固める打者の気持ちを感じ取ってほしいという事でしょうね。ただ2番は似合わないね(笑)
岩本 そうですね(笑)
高木 やっぱり4番ですよね。
大久保 そういうのも含めてね。
岩本 だから今後中田が4番に戻った時に、塁に出た1番2番3番の選手がホームベースに帰ってくる時にベンチでグータッチやハイタッチのシーンが増えると思うんですよ。
大久保 なるほどね。
岩本 そういう一層の絆を生み出すために栗山監督はこういう打線を組んだと思ってます。
大久保 それ何かズキッと来ましたね。
アナ と言いますと?
大久保 とりあえず私も監督をやった事があるから、そういうのあるなあっていう。
アナ うんうん。
岩本 心を動かしにいってますよね。
アナ そういうものがあるんですねぇ。
大久保 はい。
以上です。