2021年9月22日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2021』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で終盤に競り勝った東京ヤクルトスワローズについて元中日の井端弘和、元阪神ダイエーの池田親興、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。
中村のヒーローインタビューの一部
中村 哲人が一生懸命走ってゲッツー崩れで残ってくれて、先発のライアンも何とか踏ん張ってくれて、中継ぎの清水も1点も取られずに、何とか粘ってここまで来て、最後に代打で何とかしようという気持ちがあのセンター前ヒットに繋がったんじゃないかなと思います。僕が最後に打ちましたけど、チーム全員でもぎ取ったスゴく大きな1勝だと思います。気の抜ける試合は1試合もないので、また明日から気を引き締めて優勝目指して頑張ります。
首位浮上のヤクルトを語る
アナ ヤクルトが9回に1点もぎ取り僅差のゲームを勝利し、ついに首位浮上です。
真中 土壇場で何とかしましたね。井端さん、どうですか?
井端 やっぱり優勝するチームというのはこういう試合をモノにするように思いますね。
真中 はい。
井端 やっぱり勢いを感じますし、山田選手も状態があまり良くない中でよく走りましたしね。そういう中で中村選手が代打で打って強いなと感じましたね。
真中 池田さんはいかがですか?
池田 今のヤクルトがやっている事がチームの象徴だと思うんですよ。本当にコツコツと全員で戦っていくという姿が出てますので。粘り強く戦って、しんどい時もあったでしょうし、そういうのをみんなでカバーしていく。チーム全員でやってますよね。
真中 そうですね。中村のヒーローインタビューにあったようにチーム全員で勝ち取った大事なゲームだったなと感じますね。
今季8勝4敗 防御率3.79(9/22の試合終了時点)
勝ち負け付かずも粘りの投球!
真中 投げては小川ですよね。小川が7回1失点でフォアボールも6個もあったんですけど、そんな中で粘りの投球でした。池田さん、今日は10連戦の6試合目なんですけど、なるべく先発を引っ張りたかった状況だったと思うんですよね。
池田 やるべき事は自分でも分かるんですよね。マウンドに上がった時に調子が良くないというのが自分でも分かったと思うんですよ。
真中 はい。
池田 ですけど、そこから何をどうしていくかというのを考えられるピッチャーなので、ヒット3本しか打たれてないのにフォアボールを6個出すという事で9人も出塁してるわけですから、それでも108球投げてチームを鼓舞してますから。
真中 そうですね。
池田 そういう粘りがチームを引っ張っていってる、それが今日の最後の結果に繋がったんじゃないですかね。
真中 そうですね。井端さん、ランナーを出しながらも7回を投げ切った小川についてはどうですか?
井端 気持ちが切れなかったんだなと感じますし、私も対戦があるんですけど、コントロールが悪い時はストライクを取りに来てくれるんですよね。
真中 うんうん。
井端 それで3安打で抑えたというのは取りにいかなかった結果がそうしたと思いますね。まあ、これから優勝争いをしているチームで投げるピッチャーなのかなと感じましたね。
真中 10連戦中でこういうピッチングをしてくれると、高津監督も助かるピッチングでしたね。
アナ 真中さん、改めてヤクルトは今シーズン初の首位浮上ですよ。
真中 そうですね。やっぱりここからだと思いますよ。ここから気を引き締めてね。タイガースもジャイアンツもいますからね。頑張ってほしいと思いますね。
以上です。