2021年11月27日にフジテレビで放送された『S-PARK』でこの日のオリックスバファローズvs.東京ヤクルトスワローズの日本シリーズ 第6戦で日本一を決めた東京ヤクルトスワローズの躍進について中日で監督をしていた谷繫元信がフジテレビアナウンサーの宮司愛海と共に語っています。
アナ もつれにもつれた日本シリーズでした。谷繁さん、改めてヤクルトの強さはどういうところに感じましたか?
谷繁 まず1年間かけて成長したバッテリーの姿ですね。
アナ はい。
谷繁 それでシーズン前の評価では打力はあるけど投手力が少し落ちるということで評価がちょっと低かったんですけど、その投手力を1年かけて作り上げてきましたよね。
アナ 2戦目では高橋投手が日本シリーズの舞台でプロ初完封もあったり。
谷繁 そうですね。初完投、初完投ですからね。それをこの舞台でやってのけた訳ですからね。高津監督がインタビューで答えてたんですけど、「厳しくやってきた成果がやっと出た」というね。やっぱり先を見据えてやってきたのが成果として出たんだなと思いますね。
アナ そして一方で石川投手も素晴らしい投球をしましたよね。
谷繁 はい。セ・リーグで40代で先発マウンドに立ったのは初ですからね。これは若いピッチャーが1戦目、2戦目といいピッチングをして自分も負けられないという思いがかなり強かったと思うんですよね。
アナ そして投手陣を引っ張ったのが中村捕手です。
谷繁 中村選手の成長がやはりありますよね。まあ今まで色んな事を言われたんですけど、今年は特に自分をかなり表現できるようになったと思うんですよね、ジェスチャーであったり。
アナ うんうん。
谷繁 だからこの成長が優勝を導いたと思いますね。
アナ もう全体で成長して掴みとった日本一という事ですね。
谷繁 そうですね。
以上です。