201981日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦で今季初先発となった阪神タイガースの藤浪晋太郎のピッチングについて元ヤクルト広島の笘篠賢治と元横浜の斎藤明雄がタレントの稲村亜美と共に語っています。

 

この日の藤浪の投球内容
4回1/3 102球 被安打4 四死球8 失点1
今季初先発 試合後に抹消される

 

稲村 阪神が中日との接戦を制しました。気になるのは先発の藤浪投手ですよね。

 

笘篠 当然そうですよね。

 

稲村 5回途中1失点という内容でした。

 

笘篠 今日はフォアボールが6つ、デッドボール2つを与えた中で、1失点で切り抜けているんですよね。明雄さん、今日の藤浪はいかがでしたか?

 

斎藤 まあ、持ち味をしっかり出し切ったかなと。

 

笘篠 持ち味・・・。

 

斎藤 フォアボール6つ、デッドボール2つ。今日の初回の第1球は物凄くリラックスして投げているんですよ。153キロのストレートが走っていました。

 

笘篠 はい。

 

斎藤 そして2球目では力んで叩き付けてワンバウンド。力が入ってるから腕の振りが途中で止まっている感じでした。この2画面で見てください。(※この2画面の解説はかなり分かりにくいです)

 

 

斎藤 左側がリラックスした状態で右側が力んだ状態なんですけど、力んだ状態だと右腕の返りが小さいんですよ。だから右足の蹴り足、上体の起き上がりも、右の方が小さくなってしまっている。

 

笘篠 うーん。

 

斎藤 やはりリラックスする場面が間違っているのかなという感じもしますしね。それと一番大事なのが頭の位置が一定ではない。そのことによってリリースポイントも一定にならないということなので、ブルペンで練習するときには今後の課題として頭の位置をもう少し考えれば私は150キロ以上のスピードボールがあるだけにもっと勝てるピッチャーだと思いますよ。

 

笘篠 そうなってくると、この内容で次回登板というのはいかがですか?

 

斎藤 これは今日の41/3で四死球8つ、これ矢野監督はよく我慢したと思うんですよ。

 

笘篠 はい。

 

斎藤 そこまで投げさせたということはもう一回チャンスはあると思うんですけど、反対に厳しくやるんだったら、もう一度練習してこいと。10日間やるから、その10日間でもう一度調整してこいということを矢野監督も考えているんじゃないかなと思います。

 

笘篠 はい。次回、監督の判断ですね。藤浪が投げて勝てばチームが盛り上がりますからね。

 

稲村 そうですね。

 

笘篠 次回登板がどうなるのか、楽しみですね。

 

 

以上です。

自分の形を見つけないといけない。
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