2022年10月3日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でシーズン最終戦となるこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で第56号ホームランを放ち、三冠王も確定させた東京ヤクルトスワローズの村上宗隆について元横浜の高木豊と元ソフトバンクの松中信彦がフジテレビアナウンサーの大川立樹と共に語っています。
村上の試合後のコメント
(56号は)バッチリでしたし、タイミングもしっかりと合ってたんで良かったです。ホッとしました。やっと打てたなと、長い1本だったなと思いました。もう本当にホッとしました。打った感触と打球を見ながら、久しぶりのホームランだったんで「あぁ、この感じだな」「気持ちいいな」と思いました。今シーズン、こういう偉大な方の記録を破ることができて、本当にスゴく嬉しいです。王さんだったり、野村さんだったり、落合さんだったり、色んな先輩方は色んな偉業を成し遂げてますし、僕もこれから続けていくことが大事なので、更にこういう記録を残せるように頑張りたいなと思います。どんな場面においても一番になるというのはスゴく難しいことですし、それを三つ獲ったというところは良かったんで。まだ実感は沸きませんけど、チームが優勝できて、個人としてもいい成績を残すことが出来て、そういう記録だったりタイトルだったりを達成できたのはスゴく嬉しく思います。
村上を語る
アナ 松中さん、改めて村上選手が三冠王を獲りました。いかがですか?
松中 いやぁ、もう最高の成績じゃないですか。でも最後に1本出るまでの50何打席を苦しんだ末に打てたということが本当に成長する。彼しか感じ得ないプレッシャーの中でずっと戦ってきて、最後の最後で結果を出すというのは本当に来年以降がもっともっと楽しみ。どれくらい成長していくんだろうという感じがしますね。
アナ なるほど。豊さんは最年少での三冠王をどうご覧になりましたか?
高木 引退する選手に対して村上の涙がありましたよね。
アナ はい。
高木 その配慮というか気持ちというか、そういうものが全選手が背中を押したのかなと。この選手にはそんな感じがしますね。だから温かいものが村上という選手の中にはあるなと感じます。
アナ 仲間に応援される選手ということですね。
高木 そうですね。やっぱりプレッシャーに押し潰されそうになってたと思うんですけど、それが周りも支えていたというね。
アナ えぇ。
高木 そういうものが重なった1本じゃないかなと思います。松中さんが言うように、これを乗り越えたことによって、更に大きくなると思うんですよ。
以上です。
最後に決めるのがスゴい。