2022年10月25日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』で日本シリーズ 第4戦 オリックスバファローズvs.東京ヤクルトスワローズの展望について元中日の井端弘和、元広島の苫篠賢治、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。

 

アナ 日本シリーズの第3戦を終えてヤクルトの2勝1分となっています。では、明日の第4戦の展望に参りたいと思います。先発投手はオリックス山岡投手、ヤクルト石川投手と発表されました。 苫篠さん、この投げ合いはどうなりそうでしょうか。

 

苫篠 僕はてっきり田嶋だと思ったんですよね。宮城田嶋と左を続けませんでしたね。そこに山岡を入れてきたということで、まだ1つも勝ててないということで、どんどんプレッシャーが掛かってくるんですよね。

 

アナ はい。

 

苫篠 まあまあ、山岡には頑張ってもらって、やっぱり打線ですよね。どれだけ援護してやれるか。そういう環境を作れるかどうかですよね。

 

アナ 井端さんはこの投げ合いをどう見てますか?

 

井端 石川投手は緩急を付けるピッチングですので、パ・リーグにはそんなにいないピッチャーなのかなと思いますよね。昨年の日本シリーズでもいいピッチングをしましたので。まあ、オリックスは徹底した攻めをする事だと思いますね。

 

アナ はい。

 

井端 山岡投手もキレのいいボールを投げますので、なかなかヤクルト打線も点を取るのが難しいのかなと思いますからね。本当に今日みたいにワンチャンスで点を取っていく事がカギになると思いますね。

 

アナ うーん。苫篠さん、明日も痺れる展開になりそうですよね。

 

苫篠 そうですね。ですからオリックスは打順を考えた方がいいのかなと思いますね。1番に宗を起用するのも面白いでしょうし、太田あたりをスタメンで使っても面白いかなと。

 

アナ なるほど。

 

苫篠 まだまだ手はあるんじゃないかなと思いますよね。

 

アナ デーブさんはこの両先発をどう見てますか?

 

大久保 石川を真剣にガーっと打っていくと打てないんです。『いい加減は良い加減』という。

 

アナ ほぉー。

 

大久保 トスバッティングくらいでやらないとドツボにハマる。この日本シリーズでオリックスは1分2敗してる中で『いい加減は良い加減』でやれるかどうかっていうと、なかなかできないですよね、井端さん。

 

井端 はい。僕は石川投手とけっこう対戦してる方だと思うんですけど、球種じゃなくてコースに張っていくのがいいと思いますね。球威がそんなにないので、当たると思ったらいっていいと思いますけどね。

 

アナ 苫篠さんは石川投手についてはいかがですか?

 

苫篠 僕は現役時代に左投手には右打席で打ってたんですけど、山本昌さんと対戦する時なんかは「シンカーは逆方向に」というのが定石なんですけど、必ず入り球というのを投げてくるんで、逆方向に打つ準備はしておいてインコースは引っ張るという割り切りが必要ですよね。

 

 

以上です。

オリックスは石川攻略ですね。

 

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