2018年5月15日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs日ハム戦の7回のレアードの打席で西武のキャッチャー森友哉が内角を要求したことについて西武で2軍監督をしていたデーブ大久保がフリーアナウンサーの松本秀夫と共に語っています。
アナ 試合を決めたのはレアード選手のホームランでした。
大久保 そうですね。森友哉選手に対してなんですけど、僕が2軍監督の時に森友哉も2軍にいて通常半年ぐらい掛かって良くなったなっていう選手でも伸びた選手に入るんですけど。
アナ はい。
大久保 彼は1ヵ月毎に上手になっています。打つこと守ることブロッキングにスローイング。そういう中でこれは今日勉強になったシーンがあって。
アナ はい。
大久保 レアード選手にホームランを打たれたシーンなんですけど。
【7回裏0-0 の同点で無死ランナー無しの場面】
大久保 僅差の7回でゼロゼロですよね。
アナ えぇ。
大久保 この場面ではインコースに要求するにしてもホームランだけは避けないといけないです。
アナ うん。
大久保 これが5回ぐらいで餌撒きでインコース見せておきましょうということで投げ損なってホームランなら、問題のない話です。
アナ はい。
大久保 僅差の7回にインコースを要求して打たれたホームランというのはやっちゃいけないことなんです。ということで、例えばどうすればいいか。
アナ はい。
大久保 縦の変化に強いバッターか横の変化に強いバッターかを見極めて横の変化に弱いレアードに対しては届かない所、外のスライダーを投げさせる。ホームランを打たれてもいいという定義が分かっていたら、その判断が分かっていたら、僕はもっと違う結果になっていたと思いますね。
アナ あのインコースの要求はなかった。
大久保 そう。今日の一球を1軍で味わったわけだから、森友哉選手はもっともっと良い選手になりますから状況判断ができる選手になってほしいですね。
アナ 糧にしてほしいですね。
以上です。
僅差の終盤にインコースの要求は慎重にしないといけないですね。それで打たれてしまったらキャッチャーの責任になっちゃうんですよね。森友哉は今年はキャッチャーとして一人前になっていくであろうシーズンですから、この経験を生かしていってほしいですね。