2018年5月24日のvs.ヤクルト戦の阪神・金本監督の試合後のコメントです。試合は阪神・秋山、ヤクルト・ハフの先発で始まる。阪神の秋山は要所を締めるピッチングで8回まで無失点に抑える。逆に阪神の攻撃は初回から拙攻が続きけん制アウト、ロサリオの併殺打、大山のエンドラン失敗で併殺など様々なバリエーションで拙攻を披露し7回まで無得点。ところが8回裏にようやく攻め込みランナー1-2塁のチャンスでバッターのロサリオがまさかのセンターオーバーフェンス直撃の2塁打で2点を先制する。最後はドリスが3人で締めて最終スコア2-0が勝利。
【金本監督の勝利監督インタビュー】
アナ お疲れ様でした。
金本 はい(笑)
アナ 最後は4番のバットで試合が決まりました。
金本 そうですね。まあ、あそこは紙一重の場面といいますかね。向こうの外野の守りが前進守備を敷いてきたんでね。普通の守備位置なら普通のセンターフライだったかな(笑) 本当に勝ち運があったかなと今日は思います。(※実際はフェンス直撃のセンターオーバーなんで最後まで当たりを見ていなかったのかもしれません)
アナ 8回1アウトから送りバント。当然、福留敬遠というのも頭にあったと思うんですけども。
金本 いや、あそこは五分五分だったですね。ヤクルトのピッチャーが左投手だったのもあるし。まあ、歩かせて秋吉ぐらいが来るのかなと一応想定はしていましたけどね。
アナ ロサリオ選手はホームラン打った後にバッティング湿りがちだったんですけど、そのイヤな流れも無くなりそうですね。
金本 いやいや、まだまだその前の打席を見るとね。やっぱり変化球に苦しんでいるところがあるんで、もう最後は変化球一本で狙うように指示を出していたんで、それをちゃんと捉えてくれました。
アナ 一方で秋山投手が圧巻のピッチングでした。
金本 そうですね。今日は何より秋山に勝ちがついたのが1番嬉しいですね。
アナ 特に山田選手を迎えた場面で本当に気合が入っていたと思うんですが。
金本 はい。まあ、本当にただ普通に投げるのと気持ちを込めて投げるのとでは違うんだということを他のピッチャーにも見習ってほしいですね。
アナ これで負け越しが1つ。交流戦前にジャイアンツ3連戦を迎えます。意気込みをお願いします。
金本 ジャイアンツにはずっとやられているんでね。何とか選手たちがこの甲子園でやり返すという気持ちを持って、その気持ちを強く持てば持つほど勝ちに近付くと思うんでそこを大事にしてほしいですね。
アナ 期待しております。
金本 はい。ありがとうございます。
監督インタビューは終了
【香田投手コーチの試合後のコメント】
香田 いやぁ、あそこで点を取ってくれて本当に良かった。秋山は前回の反省、出来なかったことをこの6日間でしっかり修正していい結果を出してくれた。修正能力が非常に進歩した。8回のピンチは球数(100球弱)がいっていなかったしボールが強かったので交代は考えなかった。バッター山田の場面では彼の闘志がマウンド上でよく出ていたし、ああいうところを抑えていくのがこれから彼が伸びていく大きなポイントになる。真っ直ぐでも空振りを取れたり、真っ直ぐの威力というかボールに気持ちが伝わっているというものを去年からスゴく感じるね。
以上です。
ロサリオが勝ち越し打を打つなんとはほとんどの人は思ってなかったでしょうね。それにしても秋山が素晴らしいピッチングでした。金本監督もホッとしていることでしょうね。