2018年6月2日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.楽天戦で勝ち越し点を演出する盗塁を初球から決めた東京ヤクルトスワローズの山田哲人について元中日の谷沢健一、元ヤクルト広島の笘篠賢治がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。

 

アナ 勝負を分けたのが8回表の山田の盗塁からでした。ちょっとご覧頂きましょうか。

 

【その場面を見ながら語ります】

アナ 初球から走るというのは素晴らしいですね、苫篠さん。

 

苫篠 そうですね。走れば成功するという確率の高さですけども。僕らは野球教室でよく言うんですけど、いいピッチャーからはなかなか連打はできない。どうやって崩すか、そこで盗塁と走塁。

 

アナ あー。

 

苫篠 ここがやっぱり大事なところなんですよね。

 

アナ そういうことですね。ご覧のように通算の盗塁成功率が谷沢さん、これ山田哲人は非常に高い確率。

 

【盗塁通算成功率(2018/6/2の試合終了時点)】

山田哲人(ヤクルト) 116盗塁 .872

西川遥輝(日本ハム) 201盗塁 .870

 

 

谷沢 ほんとだねぇ。山田の成功率は8割7分もあるんだもんね。

 

アナ しかも、初球を走った場合の数値も出ているんですが。

 

谷沢 はい。

 

【初球盗塁の割合(2018/6/2の試合終了時点)】

2018年 山田哲人(ヤク) 57% 14盗塁

2017年 田中広輔(広島) 20% 35盗塁(盗塁王)

 

 

アナ 山田の初球盗塁が成功率57%で2017年に盗塁王を獲った広島の田中広輔は35盗塁中で20%が初球というパーセンテージが出ていまして。

 

谷沢 うん。

 

アナ 苫篠さん、初球で走れる心の準備とか勢いとか何が1番大事なんでしょうか?

 

苫篠 まあ、気持ちですよね。試合の流れもそうですけど。ただ、成功率を追い求めるからこそ、こういうパーセンテージになりますけど、アウトになっても走ることによってピッチャーに何かを意識させるというギャンブル的な要素も必要になってくるんで、僕はもう少しアウトになってもいいから、盗塁企画数をもうちょっと増やしてほしいと思いますね。

 

アナ そうですか。まあ、山田自身も言っていますが「僕の持ち味は打つだけでなく足もある。それも出せた。」と。

 

 

以上です。

初球から盗塁を決めてくれる方がベンチにも打者にもいい影響がありますよね。今年の山田は守備ではちょっとミスもありますが、打つ方はボチボチやっているんで攻撃面での数字はかなり良くなりそうですね。

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