2018年6月12日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のマイアミマーリンズ戦で復帰2試合目の先発登板も冴えずチームも負けてしまったサンフランシスコジャイアンツのバムガーナーの投球についてメジャーで活躍した高橋尚成がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。
【この日のバムガーナーの投球内容】
5回1/3、被安打6、奪三振3、与四死球1 、失点4
今季0勝1敗 防御率4.76 (6/12の試合終了時点)
【バムガーナーの試合後のコメント】
バム 勝たないといけない試合だった。今日のように打線が点を取ってくれてリードしてくれた時はもっといい投球をしないといけない。
アナ 注目のバムガーナー投手、復帰2試合目も勝利なりませんでした。ジャイアンツは逆転負けです。
高橋 うーん。まあ、残念ですね。先制点も取ってもらって3度リードする場面があったんですけど、その度に点を取られてしまうような感じでしたね。エースのバムガーナーが投げた時は勝たなくてはいけない試合ですし、首位のダイヤモンドバックスを追うという意味でもこういう試合は勝たないといけませんでしたよね。
アナ はい。エースのバムガーナー投手は6回途中まで投げて4失点でした。調子自体はどう見ましたか?
高橋 点を取られたイニング以外はヒットは打たれていないんですよね。だから、内容的には決して悪くないのかなと思いますよね。まあ、キャリア初の退場というのもありましたし。(※降板後にマウンドを降りる際に主審にストライクボールの判定に文句をつけて退場処分されました)
アナ うーん。
高橋 本人と審判の感覚のズレみたいなのがちょっとあったのかなという感じがしますね。序盤から際どいコースに投げているんですけど、ストライクと言ってもらえないんですよね。まあ、厳密に言ったらボールなのかもしれませんけど、審判によったらストライクと言ってくれたかもしれません。審判にストライクのコースを確認しながらも納得していなかったんでしょうね。確認はしたんですけど、ストライクとなかなか言ってもらえずにイライライライラしてしまうんですよね。かなり怒っていますよね。
アナ そうですよね。怒りが爆発して退場に繋がったんでしょうけどね(笑)
高橋 どれもギリギリのコースに投げているんですよね。ストライクと言ってくれる審判もいるかもしれませんけど、そこを言ってもらえなかったのが今日の敗因なのかなという感じがしますね。
アナ ちなみにこの審判は今年デビューしたばかりでクセが分からなくて合わせるのが難しかったのかなというのもありますけども。
高橋 うーん。そこはあったかもしれないですよね。
アナ 高橋さんは審判と合わないなあと感じることはありましたか?
高橋 いや、そんなのしょっちゅうありましたよ。そういう時はストライクゾーンを少し出し入れしながら、ベースを通っていないのならベースを通すようにしてストライクと言ってもらって、また少しズラしてボールと言われたりで、その微妙な攻防戦をやるわけですよ。
アナ はい。
高橋 そういう部分で今日のバムガーナーは出来なかったという感じがしますね。だから、もう少し冷静になって、エースなんですから、落ち着いて投げてほしいですね。
アナ 審判の様子を見ながらするんですねぇ。
高橋 そうですね。
以上です。
本当にギリギリのところばっかり投げていて、全部ボールなんですけど納得いかない感じだったのかイライラしまくっててちょっと笑えました。