2018年7月2日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日あったヒューストンアストロズ戦で8回途中まで1失点の好投をしたタンパベイレイズのブレイク・スネルのピッチングをメジャーで活躍した小宮山悟がフリーアナウンサーの平原沖恵と共に分析しています。

 



【この日のスネルの投球内容】

7回1/3、106球、被安打4、奪三振10、与四球1、失点1

今季11勝4敗 防御率2.24 (7/2の試合終了時点)

 

 

アナ レイズのスネル投手ですが8回途中まで投げまして10奪三振。ホームラン1本の1失点のみの見事なピッチングでした。

 

小宮山 はい。本当に全てのボールが抜群だったというピッチング内容でした。真っ直ぐがやっぱり速いんですよ。

 

アナ はい。

 

小宮山 そして、腕の振りも本当に強い感じですし、高めのボールにみんな釣られてしまうという感じになっていましたので、この勢いのある真っ直ぐを武器に変化球を上手いコンビネーションとして使う。カーブもかなり鋭い落差で速さもありましたし、スライダーに関して言えば左バッターにはノーチャンスだと思います。ほぼほぼ真っ直ぐにしか見えないところで最後に外に逃げていく感じなんで。

 

アナ うーん。

 

小宮山 これはなかなかそう簡単に打てるもんじゃないと思います。それで、今日その中でちょっと分かりやすいのがあったので、それをピッチトンネルで解説したいんですけども。

 

ピッチトンネルとはピッチャーが投げたボールの軌道でバッターが球種を最後の最後に見極めるポイントのこと

 

 

アナ はい。

 

【VTRを見ながら解説】

小宮山 左バッターのケンプ相手に投げている場面なんですけど、左バッターに対してスライダーを外いっぱいに投げてストライクです。そして、そのスライダーの後にフォーシームを同じようなところに投げて振り遅れて空振り。最後にワンバウンドするカーブで空振り三振なんです。バッターはカーブだと思ってスイングを止めるんですけど、真っ直ぐだと思って打ちにいっているので止まらなかったという。

 

【ピッチトンネルの映像を見ながら解説】

アナ こちらがピッチトンネルでバッターが球種を判断する最終地点と言われているのがこのピッチトンネルですが。

 

小宮山 どの球種もほぼほぼ同じ軌道を通ってきます。

 

アナ はい。

 

小宮山 もちろん球速差はありますけど、ボールの軌道が同じなのでバッターからすると見極めづらいと。そして、最終的に曲がり幅を含めるとこれだけ同じところを通ってきたボールが違うところに行ってしまうということなのでバッターからすると相当、対応しづらいという。

 

アナ うん。

 

小宮山 そのバットが止まらずにスイングしてしまったのは、カーブが本当に真っ直ぐに見えていたと思うので、そういう感じのピッチングを開幕からしていてずっと状態がいいので3年目の選手ですけども、本当に順調に育ってきていると。大投手になる雰囲気がありますんでね。

 

アナ これでスネル投手はリーグ2位、更に防御率は3位ですね。

 

勝利数 1位セベリーノ13勝、2位スネル11勝、3位クルーバー11

防御率 1位セベリーノ1.98、2位バーランダー2.12、3位スネル2.24

※2018年7月2日の試合終了時点

 

 

小宮山 数字を見るとセベリーノが抜きん出ているので何とも言えないんですけど。

 

アナ はい(笑)

 

小宮山 ただ、それに匹敵するだけの数字になっていると思うので、シーズン終盤のタイトル争いは面白いと思いますね。

 

アナ もうレイズにとっては貴重な先発投手ですからね。

 

小宮山 そうですね。期待しましょう。

 

 

以上です。

大投手になりそうな雰囲気がありそうですね。打者大谷とも対戦していましたけど完璧に抑えていた記憶があります。

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