2018年7月28日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のシアトルマリナーズの先発左腕で、かつて西武に所属していたレブランクと対戦したアナハイムエンゼルスの大谷翔平の打撃についてメジャーで活躍した石井一久がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。
【この日の大谷の打撃内容】
1打席目 レフトフライ
2打席目 三振
3打席目 三振
4打席目 セカンドライナー
シーズン打率.263 (7/28の試合終了時点)
アナ 大谷選手、最後の打席での強い当たりは惜しかったのですが、昨日に続いてノーヒットに終わっています。
石井 まあ、カルフーンのサヨナラホームランで大谷選手に打席が回ってこなかったですけど、最後の打席のセカンドライナーの内容が良かっただけに見たかったですね。
アナ 残念ですよね。大谷選手はマリナーズのレブランク投手とは今シーズン2回目の対決でした。前回に続いてノーヒットに抑えられていますが。
石井 前回はアウトコースの球で上手くやられていたんですけど、今回はインコースでしたね。そこの精度が抜群でした。まあ、2つの三振のシーンを見てみると、2打席目の三振の打席では最初の3球をインコースに投げられて、4球目のインコースからストライクゾーンに入ってくるボールは甘かったように思うんです。その後の5球目と6球目はアウトコースを攻めてくるんですけど、4球連続でインコースに投げられていることで、意識してしまってアウトコースに上手く対応できませんでしたね。
アナ なるほど。大谷選手はこれで2試合連続のノーヒットで、ちょっと心配になってしまうのですが。
石井 うーん。ちょっと左ピッチャーに対しての対応能力が無くなってきている感じがするんですけど、4打席目(対右投手)ではいい感じで捉えられていたので、僕は心配ないと思います。
アナ 調子自体は悪くないと考えて大丈夫なんでしょうか?
石井 調子はちょっと悪い感じが僕はしますけどね。
アナ うーん。
石井 ただ、右ピッチャーに対応していくときは、かなりいい打撃内容なので、僕はそのへんで調子を上げていければなと思います。
アナ 今日はレブランク投手を全体的に打てなかったというところではどうなんでしょうか?
石井 まあ、外のツーシームと内のカットボールと、けっこう揺さぶりをかけていたので、トラウト選手クラスでも打てていなかったので、レブランク投手の内容が良かったから大谷選手も打てなかったのだと思いますね。
以上です。
2015年に西武時代のレブランクからホームラン打っているんですけどね。左ピッチャーにはまだまだ時間がかかりそうです。