2018年8月8日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.阪神タイガース戦で初回に先制3ランを放ちヒーローとなった読売ジャイアンツの阿部慎之助について江本孟紀とフリーアナウンサーの師岡正雄が語っています。後半には中日で監督をしていた谷繁元信と元横浜の野村弘樹が稲村亜美と共に語っています。
【この日の阿部の打撃内容】
1打席目 ライトホームラン (打点3)
2打席目 四球
3打席目 四球
4打席目 見逃し三振
シーズン打率.238 (8/8の試合終了時点)
【阿部のヒーローインタビューの一部】
阿部 心拍数が上がりました。スタメンは突如決まったんで、ビックリしました。変化球も頭に入れながらだったんですけど、上手く反応できました。貴重の一本を打てるように、しっかりと準備して頑張りたいと思います。今日は台風が近付いているので気を付けて帰ってください。
アナ 本当に久々の6月17日以来のスタメンで結果を出した。高橋監督のスタメン改造をちょっと今日は功を奏しましたね。
江本 こうやってベンチが動いて、メンバーを変えて、刺激的なスタメンにするというのは相手もイヤだしね。やっぱり、相手は阿部が出て来たらイヤですよ。
アナ はい。そして、最初のホームランの前の1球の空振りなんですけども。(※内角低めのストレート)
江本 さすが阿部、というのがこのシーンですよね。
アナ はい。
江本 ホームランの前にあの球を空振りしてるのに、次の高い球に完璧に反応したというか。まあ、あの球をホームランにするのはそうそういないですよ。
アナ はい。高めのボールでしたね。
江本 うん。見事な全盛期のようなホームランですよね。
アナ ただ、ここから追加点をあげられなかったのは、ジャイアンツにとっては問題でしたね。
江本 ジャイアンツの問題はそこなんですよね。
アナ はい。
【ここから谷繁、野村、稲村も参戦】
稲村 野村さん、巨人が初回の3点を守り切りましたね。
野村 そうですね。改めてちょっと谷繁さんに聞きたいんですけど、阿部慎之助がおよそ2ヵ月ぶりのスタメンで1打席目にいきなりスリーランです。
谷繁 はい。顔が楽しそうでしたよね。打った後に1塁ベースのところでガッツポーズをしていたんですよ。なかなか彼はああいうことをしないんですけどね。まあ、よっぽど嬉しかったんですよね。多分、あの高めを打てたというのが自分の中では良かったんだと思うんですよね。
野村 普段、出ていないのに、なかなか一発で仕留めるというのはできないことなんですけどね。素晴らしかったですよねぇ。
以上です。
このホームランは見事です。高めを反応で打った感じでさすがです。まだまだ技術的には衰えていません。