2018年8月9日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」で元ロッテの黒木知宏がアナハイムエンゼルスのピッチャー・バリアをイチオシの選手として紹介しています。フリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。
アナ 今日は大谷選手の出場はありませんでしたが、エンゼルス3連勝ですね。
黒木 うん。いい勝ち方をしたと思います。ただ、大谷選手が出ないとちょっと寂しい感じがしましたね。
アナ そうでしたねぇ。
黒木 ただ、大谷選手もそうなんですけど、今年のエンゼルスに楽しみな選手がいるんですよ。
アナ フレッチャー選手じゃないですか?
黒木 おっ、いいところにいってますけど・・・違います。
アナ 違いますか。残念(笑)
黒木 今日先発したバリア投手なんですけどね。
アナ バリア投手ですか。
黒木 はい。
【バリアの今季の成績】
7勝7敗 防御率3.59
8月9日の試合終了時点
黒木 彼は顔が愛くるしいと言いますかねぇ。
アナ そうですねぇ。パナマ出身の22歳ですね。21歳267日でメジャーデビューでした。
黒木 それで、何がいいかと言いますと、真っ直ぐを投げる時のリズムですよね。
アナ うん。
黒木 フォームがすごくゆったりとして、バッターがタイミングを取りづらいフォームで投げているんですよね。だいたい平均球速が146キロぐらいなんですよね。
アナ はい。
黒木 ただ、ピッチングフォームを見ると、140キロ以下にしか見えないような、ゆったりとしたフォームですよね。
アナ うーん。
黒木 それで、まあまあの速さの球が来て、今度はチェンジアップ(平均球速133キロ)が同じフォームで投げてくるので、バッターからは意外とタイミングが取りづらいんですよ。
アナ へぇ~。
黒木 フォーシームとチェンジアップの投球フォームの比較映像を見てもらえれば分かりますけど、フォームのリズムだったり、投げ方が変わらないんですよね。
アナ 同じフォームですよねぇ。
黒木 はい。平均球速は146キロぐらいなんですけど、彼が2年後、3年後に体を強くして150キロオーバーを投げるような状況だと、このフォームで150キロオーバーになれば、それはちょっと打てないかなという感じがするんですよねぇ。
アナ 確かに。
黒木 すごく楽しみなピッチャーですから、見逃さないでほしいなと。
アナ そうですね。22歳ですから、これからのノビシロもありますしね。
黒木 あと、監督もすごく大事に使っていて、球数をあまり投げさせないようにメジャー経験をさせていますので、本当に2,3年後にすごい選手になるんじゃないかなとオススメします。
以上です。
これからのノビシロに期待。22歳は若い。