2018年8月31日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs.東北楽天ゴールデンイーグルス戦で育成ドラフト出身の千賀滉大、牧原大成、甲斐拓也が活躍し勝利しました。それを見て楽天で監督をしていたデーブ大久保と中日で監督をしていた谷繁元信と元広島ヤクルトの笘篠賢治が福岡ソフトバンクホークスの育成システムについてフリーアナウンサーの山田幸美と共に語っています。

 



アナ 快勝のソフトバンクですけど、2010年の育成ドラフトの3人。

 

大久保 はい。

 

アナ 育成ドラフト4位千賀、5位牧原、6位甲斐が今日は活躍しました。

 

大久保 これは活躍どころじゃなくて、千賀は皆さんご存知の通りだし、甲斐も本当に体が小さいのに。

 

アナ そうですね。

 

大久保 そして、牧原もそうじゃないですか。苫篠さん、この育成選手がこれだけ育つってどうですかね?なかなかないですよね?

 

苫篠 まず1つは原石を見つけたフロントが素晴らしいですよね。

 

大久保 そうでしょうね。

 

苫篠 原石を見つける目利き。そして、それを育てる育成システム。

 

大久保 そうですね。

 

苫篠 でも、今は育成育成と言いますけど、育成ドラフトの選手がこうやって上で働いてくれるんで、あんまり育成枠というのもあんまり関係なくなってきたのかなというのはありますよね。

 

大久保 ソフトバンクはねぇ。谷繁さん、育成で活躍するのってのは、もともと元気だったけど、怪我をしたので、登録を外すために育成にして戻ってきたら活躍するというのはあるけど、本当に育成ドラフトで入ってきてね。

 

谷繁 はい。

 

大久保 僕は楽天でやってたし、谷繁さんも中日で指導者をやってたけど、ここまで育成ドラフトの選手が活躍するってなかなかないですよね。

 

谷繁 ないですよね。やっぱり、システムですよね。

 

大久保 うーん。

 

谷繁 育成選手に対してのシステムがしっかりできているということだと思うんですよね。

 

大久保 うん。

 

谷繁 例えばドラゴンズとかイーグルスの育成ドラフトの選手って、あんまり実戦経験を積めないじゃないですか。

 

大久保 積めないですよね。

 

 

谷繁 練習はある程度2軍の選手とするんですけど、やっぱり実戦経験が少ないんですよね。

 

大久保 確かに。

 

谷繁 でも、ソフトバンクは3軍もあって実戦もしっかりと出来るし、練習の施設もしっかりしているし、やっぱりそういうところだと思いますね。

 

大久保 田口っていうソフトバンクのスカウトをやっていて、楽天でバッテリーコーチをやってもらった人がいるんですけど。

 

谷繁 はい。

 

大久保 これ何でソフトバンクはあんなに強いんだと聞いたら、まず入団した選手はドラフト1位も育成ドラフトも関係なく、壊れてもいいからウエイトでバンバン鍛えるらしいんですよ。

 

谷繁 うん。

 

大久保 これは壊れたら仕方ないというところから入るから強いと。

 

谷繁 はい。

 

大久保 しかも、谷繁さんが言われた3軍のシステムはマイクロバスに全員乗せて本当にドサ回りをすると。それ2軍の奴もそんな扱いをされたくないから頑張ると。

 

谷繁 そうですね。

 

大久保 苫篠さん、このシステムは各球団なかなかできないじゃないですか。

 

苫篠 できないですね。それから経験を積ませるという部分でも特にバッターなんかは自チームに優れたバッターがたくさんいるじゃないですか。やっぱり高いレベルの選手たちが多いから能力上がりますよね。

 

大久保 そうですよね。デスパイネが怪我したら、他の外国人が出て来るとか。

 

谷繁 フフフ(笑)

 

大久保 明石が腰を痛めたら違う選手が出て来る。申し訳ないですけど、今日の楽天でスタメンで出ている選手の子たちはまだまだファームで経験しないといけない子もいるから、なかなか勝てないですよ。

 

谷繁 うん。

 

大久保 って言うぐらいに、僕は違いがあると思いますね。

 

アナ ただ、この年の同期でソフトバンクに在籍しているのは柳田選手だけということで、厳しい戦いを勝ち抜いてきて結果を出しているというのも事実ですよね。

 

大久保 そうですよね。

 

 

以上です。

やはり激烈な競争原理が働いているとポンポンいい選手が出て来るんです。

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