2018年4月25日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvsソフトバンク戦で12得点の猛攻を見せて打ちまくりの西武打線について元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の野村弘樹が分析というか驚愕しています。タレントの稲村亜美と共に語っています。
稲村 西武打線がスゴいですね。
野村 凄い。もともと攻撃力のあるチームですけど、更に上回って凄い打線になっている。ちょっと打率を出してもらったんですよ。
【西武の1~7番の打撃成績】
1番 秋山 打率.329、2HR、打点11
2番 源田 打率.306、0HR、打点17
3番 浅村 打率.298、5HR、打点16
4番 山川 打率.338、9HR、打点28
5番 森 打率.362、1HR、打点10
6番 外崎 打率.312、3HR、打点16
7番 栗山 打率.345、1HR、打点9
野村 これ1番から7番までこれビックリしますよね。まあ、唯一、浅村が3割を切っているんですけど、この打点とホームランを含めてこの数字って凄くないですか、苫篠さん。
苫篠 規定打席に乗っている選手の打撃成績表を見たら上位に西武の選手がズラーっと並んでいるんですよ。
野村 平松さん、これ投げる側は(笑)
平松 西武戦は避けたいね(笑)
野村 そう思いますよね(笑)
平松 そら思うわ。今まで色んなチームがありますけど、これだけ全員という選手が揃って打つというのはなかなか見つかりませんよ。
野村 はい。
平松 これでまだおかわり君もいるしメヒアもいるし、この辺も当たりだしたらどうなります?
野村 本当にそうですよ。そこに源田だったり足も使える選手がいるので、進める繋がれる大きいのがあるというので、どうしようかというところですよね。
苫篠 でも、全体的に見ると1打席目というのは意外と点を取れなかったり打たなかったりあるんですけど、2打席目以降に無茶苦茶凄いんですよ。
野村 なるほどね。
苫篠 今シーズンのここまででね。だから、1打席立ってみてバッターの打つ感覚だったりを大事にしながら2打席目以降に猛打爆発でこういう結果になっているんです。
野村 だから、その日の1打席目でピッチャーをある程度、把握して2打席目以降に結果が出せるという。
苫篠 そういうことなんですよ。
野村 それがこの大量得点になっているわけですね。
苫篠 はい。
野村 ということは、ピッチャーも工夫が必要ですけど平松さん、これ(笑)
平松 まあ、これは本当に実力を付けているんでね。
野村 はい。
平松 今日の先発のバンデンハーグもボールが高めに浮いていたりしたというのもあるけど、ボールに力があるピッチャーですからね。
野村 150キロ以上がバンバン出ていましたからね。
平松 それをこれだけ打つんですから、全員が相当力を付けたという。それが立証されているんじゃないですかね。
野村 そうですよねぇ。まあ、僕もこんな打線の数字を見るのは初めてですよ。
稲村 弘樹さんがピッチャーだったらどうですか?
野村 イヤだよ。俺も投げたくないよね(笑)
稲村 ハハハ(笑)
苫篠 味方だったら嬉しいでしょ?
野村 嬉しいです(笑)
苫篠 勝ち星がボンボン入ってくる(笑)
野村 打線を見て、こことここは切らないといけない、切っていきたいという所がないから、そうなると全部に集中していかないと駄目ですから。
平松 でも、打線はいつかは止まってくるんですよ。だけど、これだけ打つメンバーがいたら当たりが止まっても誰かが打つんで点は取れますよ。
野村 取れるでしょうね。
平松 うん。
稲村 ヤフオクドームで勝てたというのが大きいですよね。
野村 そうですよね。ライオンズは昨年1勝11敗という場所だったんですよね。初戦でこういった大勝で勝てたというのはライオンズとしては最高の勝ち方でしたね。
平松 ソフトバンクの工藤監督も恐れをなしていましたよ。「今年の西武は怖いぞ」と。
以上です。
西武打線がえげつないです。全部生え抜きなのが異常です。平松、笘篠、野村3人とも驚愕していました。