4月25日に放送されたBS1の「ワールドスポーツMLB」という番組でこの日にアストロズ戦で先発したエンゼルス大谷翔平は6回途中4失点とイマイチな内容ながらもギリギリ踏ん張っている印象でした。その投球について元ロッテの小宮山悟が特にスライダーとフォーシームについて詳細に分析しております。フリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っています。

 



【まずスライダーの話】

アナ 前回(4/18のレッドソックス戦)はスプリットが上手くいかず苦戦しましたけど、今日はどうして踏ん張れたんですか?

 

小宮山 スライダーです。今日はスライダーが物凄かったです。

 

アナ はい。スライダーについてなんですが対戦したアストロズの選手はこう話しています。

 

【アストロズ選手の試合後のコメント】

C・コレア「今日は変化球が良く、スライダーに頼っていた。当然、ストレートも凄い。全て思い通りに投げていたようだ。」

 

A・ブレグマン「変化球を多く投げると知っていたが打ちづらかった。」

 

 

アナ アストロズ選手も絶賛していたスライダーについて小宮山さんに解説して頂きましょう。

 

小宮山 はい。これスプリンガーの打席ではリリースポイントからミットに収まるまでの横への曲がり幅が46センチ。

 

アナ はい。

 

小宮山 アルトゥーベに対する投球(5回裏)では、首位打者を取ったあのアルトゥーベが、まあ打つカウントではなかったので、インサイドに抜け気味のスライダーがきたときに避けるんですね(判定はストライク)。球の速さがあるから打たなくていい状況では体を守るので避けてしまう。その後に投げるスライダー(外に逃げるスライダー)が物凄い勢いで曲がっていくスライダー(空振り三振)で抜群でしたね。凄かったです。

 

アナ はい。

 

小宮山 避けたボールに関して言うと、実は手元から一度バッター方向に抜けながら曲がってくるので、さっきのスプリンガーのスライダーの曲がり幅が46センチと言いましたけども。

 

アナ はい。

 

小宮山 実際はかなり寄り道しながら大きく曲がっていくので、ひょっとしたら1メートルぐらい曲がってんじゃないかなっていうぐらい。それぐらいの感じのボールなのでこの球はなかなか打たれないと思います。

 

アナ 横に揺さぶられるとアルトゥーベ選手といえども打てないという。この大谷選手のスライダーについてこの番組では開幕前から調べていまして、大谷選手本人、そして日本ハム時代の吉井理人コーチ、そしてMLB公式のデータアナリストのM・ペトリエーロさんはこう語っています。

 

 

【スライダーについて上記の3人が語っています】

2016年12月の大谷「変化量が『キュッ』とかじゃなくてスラーブまでいかないですけどスピードもあるけど曲がり幅も凄いっていう。出足から曲がるぐらいの大きいスライダーをイメージして投げていました」

 

2018年2月の吉井「大谷が言うように本当に変化の量が多いので、あのストレートを見た後に自分の方に向かってくるスライダーを見たら・・・バッターが固まってしまうのは多分それだと思うんですよね。かなりメジャーでも通用すると思います」

 

ペトリエーロ「大谷にはストレートとスプリット、とても良い球が2つある。スライダーを思い通りに使えれば第3の球となり、成功は間違いない。」

 

 

アナ はい。MLB公式アナリストのペトリエーロさんも間違いなく成功すると言ってくれましたね。

 

小宮山 今日のようなスライダーはかなり良いボールでしたよね。あのボールをいつでも投げられるという状況になればピッチングは相当余裕を持って投げられるようになるんで、恐らく可能になると思います。

 

【ここからフォーシームの話】

アナ スライダーも凄かったんですが、大きな話題になっていますのが101マイル(162.5キロ)のフォーシームですよね。凄かったです。

 

小宮山 98球を投げたうち101マイルを出したのは84球目なんですね。これだけイニングを投げて、これだけの球数で、これだけのスピードを出したということで言うと本当に凄いんです。

 

アナ 101マイルというのは162.5キロなんですよね。

 

小宮山 『エクステンション』について再三説明しますけど、ピッチャープレートからリリースポイントまでの距離を長く取れば取るほど打ちにくいという指標なんですけど。

 

アナ はい。

 

小宮山 今日、全体的にフォーシームのエクステンションの平均は204センチなんですけど、その101マイルの時には213センチで平均よりも9センチも前なんです。

 

アナ はい。

 

小宮山 力入れて投げた時に9センチも前にいく。だいたい10センチぐらい前で放すと体感的に5キロぐらい速く感じるということなので160キロを超える球でそれだけ前に出るということは下手したら170キロ近くに感じてたんじゃないかな。

 

アナ ちょっと感じていたのかもしれないですけど、これ今後は数字として170キロは期待できますか?

 

小宮山 コンスタントに週に1度の登板間隔を保ちながらコンディショニングしていけば間違いなくオールスター前後には104,105マイルぐらいまでいけると思うんです。

 

アナ 予言者(笑)

 

小宮山 はい。コンスタントに投げさえすれば多分いけます。大丈夫です。

 

アナ オールスター前後に・・・。

 

小宮山 はい。期待しましょう。

 

アナ 170キロが出るかもしれないということで。たくさん注目することが多すぎて(笑)

 

小宮山 170キロって相当な数字ですけどね。期待しています。

 

 

以上です。

小宮山が170キロ出るかもよと予言をしました。マジであるんですかね?出たら大ニュースですよ。大谷はまだ伸びしろあるようなので可能性はありますけども。

おすすめの記事