2018年10月14日にTBSで放送された「S-1」でこの日に行われたクライマックスシリーズ、ファーストステージ第2戦、東京ヤクルトスワローズvs.読売ジャイアンツの試合を野村克也がぼやき解説しています。
試合前
野村 今日は菅野だからね。もう7割8割は巨人が勝つんじゃない。もう菅野クラスになるとそこまでいってるんじゃない。
初回から抑えまくる菅野を見て
野村 菅野っていったら何の球種をマークするか。困ったらスライダーを投げる。みんなスライダーにやられているんだよね。
巨人がソロHRで先制もヤクバッテリーが気に入らないノムさん
野村 巨人はエース菅野が投げているからね。ヤクルトのピッチャーは点を取ってもらえないと思って投げないと。不用意なストレートでカウントを取ろうと思って投げた球を打たれてるよね。防げないホームランと防げるホームランがあると思うんだよね。今のは典型的な防げるホームランだよね。
3回までパーフェクトの菅野
野村 本当にいいコントロールしてるね。もうピッチングと会話できるピッチャーでしょ。これ以上の楽しいピッチャーいないよ。俺も引退したけど、受けてみたくなるピッチャーだね。
4回表にマギーがソロホームランで追加点
野村 この1点は大きな1点だね。もう菅野から2点取るのは大変でしょ。もうこのコーナーを中止したら? 編集が楽でいいじゃん。簡単で。
更に亀井が2ランで4点差に
野村 亀井も地味な選手だけど良くやってるね。菅野から4点取るのは無理です。終わり。決まりました。
4回までパーフェクトの菅野
野村 完全試合あるよ。
7回2アウトで山田哲人に四球を出す
野村 あー。アカン。完全試合がパァだ。やっぱり意識してるね。残念そうだもん。
その後、菅野がノーヒットノーランを達成する
野村 完全試合のチャンスだったのにね。何とも惜しい。滅多にできることじゃないからやってほしかったけど。力で押すのではなくて打たせて取る。そういう技巧派でもキチっとコースに投げればこういう結果になるという見本のようなピッチングだわね。
以上です。
大絶賛でした。