2018年4月30日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」という番組でこの日のvsサンフランシスコジャイアンツ戦で6回4失点で2敗目のロサンゼルスドジャースの前田健太の投球について元巨人の高橋尚成が分析しております。フリーアナウンサーの平原沖恵と共に語っております。
アナ 前田投手が今シーズン2敗目。勝てませんでしたね。
高橋 そうですね。少し残念ですよね。本人も言っていましたけど、少しもったいない失点だったのかなというのは感じますね。2アウトからの失点だったのでもったいないですよね。
アナ 前回から中3.5日というのは影響したんですかね?(前回4/24のナイトゲーム、今回は4/29のデーゲーム)
高橋 んー、そこまで影響がなかったようには見えましたけどね。
アナ んー、それにしても初回の3失点が痛かったですよね。
高橋 そうですね。まあ、ホームランは失投で仕方ないと本人も分かっているんでしょうけど、その前に気になるのがホームランの前に出したベルトへの四球ですね。
【1回1アウト2塁のそのシーンが流れる】
高橋 これベルトに良い所に投げたんですけど見送られて四球になるんですけど、実はその前に伏線があったような感じがするんですね。
アナ はい。
高橋 1回の先頭打者のブランコはベルトと同じ左打者で高めのストレート見せてからのチェンジアップで打ち取ったんですね。
アナ はい。
高橋 これは高めのストレートとチェンジアップを両方とも完璧に投げたので良い配球だなと思って見ていました。
アナ はい。
高橋 それで、2番打者の左打者のハンソンに対しても高めを見せて打ち取る球はチェンジアップだったんです。
アナ はい。
高橋 そういう面では、また同じ配球をしたんだなと思った。それで4番のベルトですよね。ベルトに対して高めを見せてから粘られたところがありましたけど、最後にチェンジアップだったので見送られる確率が高かったのかなと。
アナ 配球が読まれていたんですかね。
高橋 そうですね。まあ、一辺倒になってしまった配球だったんですよね。チェンジアップ自体は物凄く良かったと思いますし良いところに落ちていたんですけど、ちょっとバリエーションが一定のリズムになってしまったのかなというところで今後の課題でしょうね。
以上です。
この配球はマエケンが考えているのかキャッチャーが考えているのか分からないですけど配球が確かにワンパターンになっていました。そればっかりだとやっぱり抑えられないですよね。