2018年7月にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でボストンレッドソックスで働く内窪信一郎さんがどういう成り行きでその職に就いたのか、色々なことを語ってくれています。

 

内窪信一郎さん、37歳。海を渡って今年で9年目(2018年時点)。2005年まではNPBのオリックスでトレーナーをし、その経験を生かして2006年に独立し様々なアスリートをサポートし始める。2008年には当時の代表監督の星野仙一さんからの要請で野球オリンピック代表に帯同。

 

内窪 ボストンレッドソックスでマッサージセラピストとして働いています。内窪信一郎です。仕事内容としては、選手のコンディショニングを整えるためにマッサージとか色んな治療をしてグラウンドに送り出すことをしています。

 

 

―転機となったことは?

内窪 2018年に日本に復帰された上原さんがきっかけで一緒にアメリカに来て、僕はそのパーソナルトレーナーとしてチームに入ることができました。

 

 

2010年にメジャー2年目となった上原投手の専属トレーナーとなって渡米をする。練習メニューから体作りまで、メジャーで戦う上でのサポートをする。

 

オフには上原投手に帯同し二人三脚でメジャーの舞台に挑み2013年にはレッドソックスに移籍した上原投手と一緒にボストンへ。この年にクローザーに昇格した上原投手に陰で支え、ワールドシリーズで優勝し頂点に。

 

―ワールドシリーズ優勝について

内窪 僕が仕事をしていることに関しては頂点ではなくて、所属しているチームの野球のレベルが高いということなので、そこに関しては自分のやっていることが全てだとは思っていないし、選手が活躍することと、チームがかってくれることがやりがいですね。

 

 

その後、上原投手はカブスに移籍するが、レッドソックスからチームのために働いてほしいと声が掛かる

 

 

内窪 やりたいと言ってやれる仕事でもないし、そこに関しては感謝しながら、ありがたいと思ってやっていますね。まだまだ勉強もしないといけないし、もっと吸収しないといけないと思っています。

 

 

―今後の夢は?

内窪 僕たちも次のステップに行かないといけないと思っているし、現在吸収していることを何らかの形で日本に帰って広げていけたらなと思っています。

 

 

―将来、メジャーで働きたい若者へのメッセージ

内窪 今、働いている立場から言うと、日本からどんどんアメリカや世界のスポーツのチームで働いてほしいと思うし、勉強する中で色んなところにアンテナを張って、色んな情報を得ることが、多分、一番の近道じゃないかなと思いますね。

 

 

以上です。

内窪さんのメジャールートもなかなか普通の人には難しそうですね。まずオリックスで働いて日本代表で働いて、上原に信頼されてからのメジャーですからね。これはなかなか普通の人には難しそうです。

おすすめの記事