2018年4月13日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」で元ロッテの里崎智也が盗塁王を取った時の西岡剛との関係についてデーブ大久保とヤクルトで監督をしていた真中満と共に語っています。
大久保 里崎さんが西岡剛との話がある。
里崎 そうなんです。盗塁王と同じチームのキャッチャーは一心同体なんですよ。
大久保 盗塁王と?
里崎 チーム内のキャッチャーのね。
大久保 なるほど。
里崎 盗塁王とキャッチャーは一心同体で「お前に盗塁王を取らせるために俺がバンバン刺すからな」と。
大久保 あー。
里崎 その代わり、「お前はバンバン盗塁をして相手のチームのキャッチャーの盗塁阻止率を下げて俺にゴールデングラブ賞をくれ」と。
大久保 ハハハ(笑)
里崎 お互いに盗塁王を取ってゴールデングラブ賞を取ったら、もう最高にハッピーなんですよ。それがもし二遊間の選手とキャッチャーだったら、二遊間の選手だと盗塁を取りたいんでタッチするのも超必死にタッチしますから。そこで信頼関係を高めてチーム内のコミュニケーションが良くなるんで、例えば広島の場合だとショートの田中広輔と広島のキャッチャーは仲良くなれないんですよ。(この日は2018年4月13日で、この日までの広島の捕手陣は13回盗塁企画されて1回しか刺せずに盗塁阻止率は.077と最悪レベルの数字)
大久保 なれない(笑)
里崎 はい。もし、僕が田中広輔だったら「頼むぜ!」と。
大久保 「なにやってんだよ!」と。
里崎 「俺が盗塁王になれないじゃないか」と。「俺が頑張って盗塁して全チームの盗塁阻止率を下げてやるからお前も頑張って刺してくれてお互いに盗塁王とゴールデングラブを取ろうぜ!」っていう。
真中 ちょっとチームワークの話じゃないですね。個人的な話になってくるから(笑)
大久保 ロッテらしい会話です(笑)
里崎 そうそう。それで結局はチームのためになるじゃないですか。
大久保 なりますよ。
里崎 この盗塁王とキャッチャーというのは最強のコンビネーションなんですよ。
以上です。
西岡と里崎はこういうのがあったみたいですね。