2018年5月3日にフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース」でこの日のvs西武戦で開幕から未勝利で4敗目を喫したオリックスバファローズの金子千尋について元横浜の高木豊とフリーアナウンサーの松本秀夫と共に語っています。
【この日の金子の投球内容】
6回111球、被安打4、奪三振6、四死球3、失点3
今季通算0勝4敗 防御率5.47
アナ 金子のピッチングなんですが、エースとしてまた今日も勝てず4敗目。
高木 そうですね。西武打線に対して、まず逃げていては捕まるということですよね。
アナ はい。
高木 西武はスゴくいい打線ですよ。怖いバッターが揃っています。でも、気持ちが逃げ出して四球を絡めると大量点になるということがまず1つと。
アナ はい。
高木 この前(5/2)はアルバースが西武打線に対して抑えた。
アナ 火曜日ですね。
高木 はい。良い見本が自分たちのチームで見られたわけですよね。それで、アルバースが何を使ったかというと、高めを上手く使ったんですよ。
アナ はい。
【金子の投球の映像を見ながら】
高木 高めに速く、低めに遅い変化球ということで抑えていくんですけども、今日の金子なんかは横の揺さぶりはあっても、高低の揺さぶりがないんですよ。
アナ はい。
高木 それで、左バッターに対してはアウトコースにボールが偏っているということ。だから、目付けされると打たれるということですよね。
アナ はい。
高木 もうこれ(源田のライト前ヒット)なんかは遅いボールが来るのを分かっていますから、チェンジアップで抜かれるというのを。これなんか源田は最高のバッティングしていますよね。
アナ はい。
高木 それで、ここ(山川にレフト前ヒットの場面)でもコースは良いんですよ。インサイドも良いんです。でもね、低めを打つのが上手いバッターが西武には多いんです。だから、あそこで高めで釣れなかったかなっていう。
アナ はい。
高木 なんか自分のチームに良い見本がありながら、それを生かしきれていないというね。何かチームにバラバラ感がありましたね。
アナ 高低の揺さぶりが出来なかった金子投手、今日も勝てませんでした。
高木 はい。
以上です。
金子は加齢で衰えがきているんでしょうかね。球速が落ちると感覚がズレてきて打たれ出したりするんですよね。