2019年3月3日にフジテレビで放送された『S-PARK』で東京ヤクルトスワローズの山田哲人がインタビューを受けています。聞き手はフジテレビの記者さん。隣には原樹里もいますのでたまに話に入ってきます。

 

最初は軽く雑談

記者 けっこう色んな質問をあるんですけど。

 

山田 マジで?何でも答えますよ。

 

記者 本当ですか。

 

山田 うん。

 

記者 じゃあ、テレビでは見せていない自分の素顔があれば。

 

山田 全然ないもん!そんなん!まずどんなイメージを持ってるか分からんもん。

 

原 当たり障りのないコメント。誰からも後ろ指差されないように隙を見せないところ。

 

山田 うん。そう見えてんの?

 

原 うん。

 

記者 じゃあ、今日は知られざる素顔をこれからいっぱい見せてくれるということで。

 

山田 そうそう。今から見せるよっていう。

 

原 テツさんが嘘言ってたら僕が本当のことを言いますね。この人すぐに真面目ぶって嘘を答えるんで。

 

 

ここから記者が用意した質問カードを山田が引いてそれをお題に語っていきます

 

知られざる素顔

記者 まず一つ目のテーマは『知られざる素顔』です。

 

山田 知られざる素顔。

 

記者 私生活ではあまり野球の話をされないんですよね?

 

原 しますかね?

 

山田 意外と樹里とは一番するかも。

 

記者 あっ、本当ですか。

 

山田 バッターの心理とか。こういう考え方を持ってるとか。

 

原 今はこんな優しい言い方っすけど、いざご飯を食べてる時はまあまあ厳しい口調で言われますからね。

 

山田 ハハハ(笑)

 

原 「お前なんであんな球投げたん?ちゃうやろ」って。けっこうしますよね?

 

山田 うん(笑) 野球の話すんのはほんまに樹里だけ。

 

記者 へぇー。

 

山田 他の選手とはしない。

 

記者 それは何でなんですか?

 

山田 (原に)期待してるから。

 

 

キャンプでの新発見

山田 二つ目のテーマ。『キャンプでの新発見』。いいね。

 

記者 はい。

 

山田 やっぱり練習量がスゴかったから、その分なんか初心に帰れて。「あっ、こういう感覚で打ってた時もあるな」とか。センターに飛んだ打球とか。ポイントの近さとか。

 

記者 はい。

 

山田 体重の移動の仕方とか。そういうのを思い出させるというか、自分の中での引き出しというか。だから調子が悪くなったらこういうことも試してみようかなとか思ったりとかありましたね。

 

原 僕も(山田の)新発見がありますよ。今まで感覚でやってるんだろうなって思ってたんですけど、哲人さん真面目に考えてやってるんだなっていう新発見があったっすね。

 

山田 やっと!? 遅いわ。ビデオ見たりとか、鏡見たりとか、自分のトップの位置とかやってる。

 

原 ご飯行った時とか、タクシーの中とかでYouTubeで自分のバッティングを見てますもんね。

 

山田 うん。

 

原 こうだ、ああだと一人で言ってる。

 

山田 先に感覚で入って、そこから何でいいんやろって感じで入っていく。

 

記者 へぇ。

 

山田 「こうしてこうしてこうやったからいい打球が飛んだ」じゃなくて、「いい打球が飛んだのは何だったのか?」っていうタイプ。

 

記者 天才肌というか。

 

山田 いやいや、天才じゃないよ。めっちゃ考えてるもん。どうよ?

 

記者 (素顔が)出てます(笑)

 

山田 よし次いこう。

 

 

新シーズンへの不安

記者 『新シーズンへの不安』についてです。

 

山田 不安の方が強いですね。やりたくないですもん。怖いです。

 

記者 何が怖いんですか?

 

山田 「結果出せるんかな?」っていう。

 

記者 でも練習量が足りてないということはないじゃないですか。

 

山田 そうそう。だからどれだけ練習しても絶対に不安。野球やりたくない。のびのびやりたい。

 

記者 どうやったら不安は解消されるんですかね?

 

山田 解消されない。

 

記者 毎日解消されないまま。

 

山田 うん。9月の最後の方に解消される(笑) もう自分の結果が見えた時とか、チームの順位とかが決まってきた時にやっと解消される。

 

 

東京五輪

山田 東京五輪は出よう。

 

記者 出る。

 

山田 出たい。気持ちは強くなりましたよ。しかも自分が28歳でね。いわゆる一番いい時じゃないですか。しかも東京でオリンピックがある。なかなかないでしょ。やっぱ活躍しないと選ばれないし、結果が全てだと思うので、そこは今年も来年も結果にこだわってやりたいというのはありますね。

 

記者 っていうとWBCとか、他の国際試合とは違った意識というか。

 

山田 やっぱりオリンピックっていうのは小さい頃から種目は違うけど、まあ野球も見てたけど、柔道とか水泳とか他の競技もスゴかったでしょ。

 

記者 うんうん。

 

山田 それで金メダルをかじって。そういうのを見てたからさ。

 

記者 ということは金メダルを獲れば。

 

山田 うん。かじる。

 

記者 はい(笑)

 

山田 (隣の原に)目指そう一緒に。

 

原 ありがとうございます。そんなことを言われるとは思ってなかったですね。

 

 

原が初の侍ジャパン選出

記者 侍ジャパン選出おめでとうございます。

 

山田 おめでとう樹里。

 

原 ありがとうございます。正直、本当に選ばれるとは思ってなかったんで。スゴい真っ直ぐが速いわけでもないし、スゴい変化球を持ってるわけではないんで。でも代表に入るのが高校以来なんで、スゴく嬉しいですね。

 

記者 山田さんから見て樹里さんが何で選ばれたと思います?

 

山田 なんとなく。

 

原 絶対にそう言うと思ったっす。

 

 

MLB

記者 次のテーマは『MLB』です。

 

山田 これはね、シークレットだよ。シークレット。

 

記者 あれ?何でも聞いていいっていう話でしたが。

 

山田 これはもうシークレットだよ。

 

記者 ちなみにお手本にしているバッターはいます?

 

山田 いない。

 

山田 俺モノマネできないんで。誰かをモデルにするじゃん。

 

記者 はい。

 

山田 この人のように打ってみようと思っても出来ない。

 

記者 へぇー。小さい時の憧れで真似とかしそうですけど。

 

山田 憧れはあった。

 

記者 誰ですか?

 

山田 松井稼頭央さん。プレースタイルとか。

 

記者 うんうん。

 

山田 一番最初はテレビゲームで知ったんですけど「こんな能力高い選手スゴいな」みたいな。そこから入っていった。

 

記者 将来的には松井さんを超えたいと気持ちですか?

 

山田 (松井稼頭央)みたいになりたいなって思いましたね。

 

記者 ということは、メジャーリーグは!?

 

山田 シークレット!

 

 

2019年シーズンに向けて

原 僕が入団してからまだ1回も優勝してないので、今年は優勝して、いっぱいテレビに出れるように頑張ります。

 

記者 山田選手お願いします。

 

山田 僕も今年は優勝したいですし、個人としては昨年以上の成績ですね。

 

 

以上です。

ごはんを食べながらなんでリラックスしていました。

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