20191013日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のクライマックスシリーズファイナルステージのvs.福岡ソフトバンクホークスとの第4戦で敗戦し2年連続でCS敗退となった埼玉西武ライオンズについて元南海阪神の江本孟紀、元日ハムの岩本勉、楽天で監督をしていたデーブ大久保がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と語っています。

 

アナ 西武がソフトバンクに敗れて2年連続で日本シリーズ進出を逃しました。

 

岩本 いやぁ、これは悔しいと思います。デーブさん、なかなか野球がうまく回転せずに今日の試合だと3回裏に1アウト1-3塁で源田がダブルプレーになったシーンですよね。

 

大久保 今日に限ってはそこですね。まあ振り返ってもアドバンテージの1勝を持っていても勝たないと、僕はコーチもやってましたけど、意味がないというかね。

 

岩本 はい。

 

大久保 ファイナルを振り返ると、初戦の8回表に柳田が打った二遊間の当たりをセカンドの外崎が好捕したんだけど、ファーストへのボールが逸れて記録はヒットになったんだけどプロから見ればエラーなんですよ。

 

岩本 はいはい。

 

大久保 あれから逆転を決めたのがこのシリーズの流れを決めちゃったって言っていいぐらいで、それって取り返せるもんなんだけど、相手が強すぎると1個のミスがこんなに大きくなるのかっていうぐらいでしたよね。

 

岩本 どうでしょう、ペナントの覇者がソフトバンクを迎え撃つ、そして去年の悔しい思いもあるじゃないですか。なんか心理状態はどうだったんでしょうかね?

 

大久保 もうライオンズの選手たちは練習でも徹底的に叩き上げてきてるから、「絶対に負けないぞ!」という気持ちはあります。

 

岩本 はい。

 

大久保 だからテンション上がり過ぎもなく、いいコンディションでいたと思いますよ。

 

岩本 特に空回りもなく?

 

大久保 ないと思いますよ。

 

岩本 まあこれは勝負事ですからね。

 

大久保 はい。

 

 

 

江本 ただしね、12球団の最低の投手陣でしょ。(※実際は今年の12球団最低の投手陣はヤクルトなんですけどね)

 

岩本 はい。

 

江本 ここに出てくる方がおかしいぐらいのレベルなんです。

 

岩本 なるほど。

 

江本 だからやられてもおかしくない。それで今日なんか見ていても野手も打ち疲れですよ。

 

岩本 うーん。

 

江本 「いい加減、もう俺たちは打ったけど疲れたよね」という感じになっている。

 

岩本 そうなると各解説者がよく言われる「打線は水物」という言葉がこういうところ当てはまるのかなと思いますね。

 

大久保 あれだけこのシリーズでも打ってても水物と言われるレベルですよね。

 

アナ ここで辻監督の談話をお知らせします。「ソフトバンクは強かった。シーズンを戦っていて、これだけ上位から下位まで調子が良く、強力だった時期はなかった。打線にやられた」と語っています。

 

岩本 本当に悔しさしかないですよね。でも辻監督は来季も指揮を執るとうことですから、この悔しさは来季のシーズン、短期決戦とまた違った青写真を描きながらチームを導いてくれるんじゃないでしょうか。

 

 

以上です。

また来年も頑張ろうとなれるかどうか。
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