201943日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.デトロイトタイガース戦で今季2試合目の先発となったニューヨークヤンキースの田中将大のピッチングを元ロッテの黒木知宏がフリーアナウンサーの山本萩子と共に解説しています。

 



この日の田中の投球内容

6回2/3 被安打8 奪三振7 与四死球0 失点1

防御率1.46 (4/3の試合終了時点)

 

 

田中の試合後のコメント

田中 ピンチの場面でもいい集中力で投げられたと思いますし。ただ、全体を通してカウント球をうまく投げられていても、勝負球で逆にカウント球よりも甘くなってしまうのがあったり。まあ追い込んで厳しくいきたかったなというのは全体を通してありましたね。

 

 

黒木の解説

アナ 田中投手、開幕2連勝とはなりませんでしたが、ナイスピッチングでした。

 

黒木 もうエースのピッチングですよね。圧巻のピッチングを4回にやってくれましたよね。まさに田中投手の真骨頂のピッチングでした。

 

アナ はい。41アウト2-3塁の大ピンチでした。

 

黒木 犠牲フライも打たれてはいけない状況だったんですよね。

 

アナ はい。

 

黒木 そこでスプリット、ナックルカーブ、スライダー、ツーシームとありとあらゆる球種を使って全て高めに浮きません。もう基本的に内野ゴロやフライを打たせるような球を投げ込んでいます。こういうので全球種を投げることができたということで言うと、これぞ田中投手だと。そして最後にゲッツーでダブルプレーを取って、これもしっかりと低めにコントロールできたピッチングだったんで、まあさすがエースのピッチングですね。田中投手さすがですね。

 

アナ 本当に言うことなしというぐらい素晴らしかったんですが、田中投手はインタビューの中で「追い込んで厳しくいきたかった」と納得してない様子でした。

 

黒木 見てて思うんですけど、相当レベルの高い話をしてるんですよね。

 

 

ここでゼウスというツールを使って2ストライク時の投球のボール軌道が表示され、ほとんどが低めで難しい球しか投げていないことが分かる

 

黒木 今日は甘い球がほとんどないんですよね。これだけ低めでコースに投げ込めていますよね。

 

アナ はい。

 

黒木 2ストライクに追い込んでから甘いところにほとんど投げてないんですよ。もしかするとバッターの目線からすると甘くなっているかもしれない、それを田中投手がピッチャー目線で甘く入ったのではないかなと思ったのかもしれないですけど。このゼウスで見る限りでは甘いコースはないと。更なる高みを目指してるなと思いますね。

 

アナ そして田中投手といえばナックルカーブ。黒木さんは今日は別の球種に注目されたんですよね。

 

黒木 はい。僕はカットボールに注目しました。田中投手はカットボールをイメージ的にカウント球だったりとか、アクセントをつけるためにという感じだったんですけど。あとキャンプでの取材では手応えがないと言ってたんですね。

 

アナ はい。

 

黒木 でも見事に素晴らしいカットボールを投げてますよね。この短期間でカットボールに手応えを持てるように習得したということで言いますと、まあ田中投手のポテンシャルの高さを感じます。

 

アナ そうですね。

 

黒木 やっぱりバットの芯を外すボールなんですよね。アクセントとかカウント球ではなくて、必殺のボールになる可能性も十分にありますので、このカットボールを習得した田中投手は幅の広がるようなピッチングをやってくれると思いますのでまだまだ安定したピッチングが続くと思います。

 

 

以上です。

まだポテンシャル秘めてるってヤバいな。
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