2019年5月19日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日の福岡ソフトバンクホークスvs.北海道日本ハムファイターズの試合で雨天コールドになった試合で起こった珍事について元横浜の平松政次、高木豊、元日ハムの岩本勉がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。
シーン
この日は鹿児島での試合。5回終了後に降雨コールドでソフトバンクが4-2と勝利。ソフトバンクのミランダは4イニング2失点でしたが野球規則により勝利投手となった。4イニング以下で勝利投手となるのは19年ぶりの珍事。
岩本、平松、高木が語る
アナ 今日もかなり雨が降った中での試合でソフトバンクが連勝でした。
岩本 そうですね。地方球場で不慣れな球場、しかも雨の中での試合だったと。アクシデントが続出。
アナ はい。
岩本 これは試合前に存分に練習できていない野手がフェンスまでの距離がなかなか把握できなかったというシーンがありました。(※グラシアルのセンターへのホームランで西川がフェンスに軽く衝突していました)
アナ はい。
岩本 豊さん、またこれ野手も滑ったりと大変そうでした。
高木 まあね。でも地方球場で試合をやるということで地方の方が本当に楽しみにされてるんでね。無理をして決行したんだろうと思いますけどね。
岩本 はい。これもプロ野球選手としての使命ですかね。
高木 そうですね。これは仕方ないです。
アナ そして今日は珍しい記録がありました。4回までで降板したミランダ投手が勝ち投手となりました。これは2000年の日本ハムの関根投手以来の19度目の珍事ということです。
岩本 これね、野球規則の9・17(b)にあるものなんですが。先発投手が勝利投手の権利を得るまでのイニングについて。
2 勝チームの守備が5回(6回未満)の試合では4回
岩本 6イニング以上の試合だと5イニング以上投げないと勝利投手の権利が発生しない。そして6イニング未満の試合だと4イニングで勝利投手の権利が発生すると。これは雨天や様々なサスペンデッドなどで、試合が途中でコールドゲームになった時点でイニングの割合を考えれられるんですけどね。平松さん、これは珍しいですね。
平松 私も驚きました。
岩本 意外と知らない規則ですよね。
平松 知らない。うん。こういうことがあるからね。5回で終わった場合はね。
岩本 はい。なので2番手の武田翔太はセーブが付くんですよね。
この日のソフトバンクの継投 | |
ミランダ | 4回82球2失点 勝利投手 |
武田翔太 | 1回22球0失点 セーブ |
平松 ほぉ。そうなんだね。
アナ また新しいルールを覚えました。
岩本 はい。
以上です。