2019年7月6日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で勝利し7連勝で独走態勢に入っている読売ジャイアンツの強さと弱点について元横浜の斎藤明雄と元ヤクルト広島笘篠賢治がフジテレビアナウンサーの大村晟と共に語っています。
巨人の交流戦後の7連勝と勝利投手 | ||||||
6/29 | 30 | 7/2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
ヤク | ヤク | 中日 | 中日 | 中日 | De | De |
山口 | 大竹 | 菅野 | 中川 | 今村 | 山口 | メルセ |
アナ DeNAに勝利した巨人は交流戦明け、負けなしの7連勝ということになりました。明雄さん、この巨人の7連勝で先発に勝ち星がついたのが5つあるんです。
斎藤 そうなんですよね。特に山口ですよね。菅野は今シーズンイマイチなんですけど、やはり山口が菅野の穴を埋めている。
アナ 昨日(7/5)もスゴかったですよね。
斎藤 うん。力を抜いて本当にいいピッチングしている。そして投げるスタミナを当然持っているピッチャーなので好調ですよね。
アナ はい。
斎藤 そしてチームが乗っているから先発も3点ぐらい取られてもいいぐらいの気持ちですね。打線が絶対に逆転してくれると考えて投げられるとそれだけで楽になりますからね。だから責任投球回数の6回ぐらいを3点で抑えればなんとかなると考えて、気楽にやっているわけじゃないけど、それに近い気持ちでやっているからピッチングに余裕ができて簡単に失点しない。
アナ なるほど。
斎藤 リラックスして自分の持っている球以上の球が投げられているんじゃないかなと。そして気持ちの面でも攻める気持ちを持って投げられていると思いますね。
アナ 打線の調子がいいですし、投手陣も好循環。この巨人の独走状態を止めるためにはどうしたらいいんでしょう?こういう数字があるんですけど。
得点 376(リーグ1位)
本塁打 103(リーグ1位)
先発 3.44(リーグ1位)
リリーフ 3.94(リーグ6位)
斎藤 打率、得点、本塁打、先発の防御率が1位ですね。リリーフ陣の防御率は最下位か。
アナ はい。
斎藤 でもリリーフ陣の防御率はあまりアテにならない。1イニング炎上しただけで数字が跳ね上がりますからね。だけど、今日のゲームのように大事な場面ではしっかりと抑えていますからね。
アナ そうですよね。
斎藤 まあ相手チームは巨人には9回で4点はOKだと考える。それぐらいの気持ちが必要。3イニングに1点はあげてもいいというぐらいの気持ちでやった方がいいと思いますよ。それで物凄く楽になります。
アナ うんうん。笘篠さんが考える巨人を止めるための方策はどのように考えますか?
笘篠 今日もDeNAの最後の攻撃は惜しかったと思うんです。
アナ はい。
笘篠 やっぱり後ろの田口であったり中川が打たれたんですよね。その辺で打っていってひっくり返していって、「後ろが不安だな・・・」と巨人ベンチに思わせるような雰囲気にしないと独走状態は変わらないと思いますね(笑) 連敗する要素がないんですもん。
アナ なるほど。どのチームが巨人を止めるんでしょうか。
以上です。