2019年7月13日にBS1で放送された『ワースポ×MLB』でこの日のvs.ボストンレッドソックス戦に先発し6回途中3失点負け投手となったロサンゼルスドジャースの前田健太のピッチングについて小早川毅彦がフリーアナウンサーの上田まりえと共に解説しています。
前田の試合後のコメント
前田 最初のソロホームランの2点は仕方ないと切り替えました。あと6回はあそこをしっかりと無失点で切り抜けることができればゲームは分からなくなっていたと思うので6回の失点というのは悔やまれますね。とにかく1点でも少なく抑えるように、チームが勝てるようにゲームを作っていくことが大事だと思います。
小早川が解説
今季7勝6敗 防御率3.82(7/13の試合終了時点)
アナ 前田投手は後半戦の最初の試合を任されました。しかし、6敗目を喫しました。
小早川 はい。この試合ではコントロールがうまくいかず苦しむ場面がありました。序盤のホームランのディバースに対してフォーシームでキャッチャーの指示通りに投げるんですけど、少しだけ甘く入ってしまったんですよね。ディバースに上手く逆方向に打たれてしまいましたね。
アナ はい。
小早川 次は2回のバスケスに対してチェンジアップが抜けてしまったんですよね。キャッチャーの指示よりも高めになげてしまってホームラン。
アナ 序盤の失点はこのホームランだけだったんですよね。
小早川 そうですね。まあホームランは打たれましたけど、ランナーはいませんでしたし、そその後はしっかりと要所を抑えていましたんで、まずまずの出来だったと思います。4回には三者連続三振を奪うなど今日は7個の三振を奪ったんですよね。
アナ はい。
小早川 強力レッドソックス打線に対しても悪いなりのピッチングが出来ていたので、3失点に抑えたこのあたりはさすがだなと思いました。
アナ ダルビッシュ投手と同じように後半戦の開幕戦で先発起用されたというのもひとつ大きなポイントですよね。
小早川 そうですね。前田投手もチームからの信頼があるという事でしょうし、私は今日の投球を見て決して悪いスタートではなかったと思います。まあ反省するところは反省して、次にしっかりと生かしてほしいなと思います。
以上です。