2019107日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日のクライマックスシリーズ1stステージの3戦目となるvs横浜DeNAベイスターズ戦で決勝点に繋がる見事に足攻を見せてファイナルステージ進出を決めた阪神タイガースの植田海について元横浜の平松政次、元ヤクルト広島の笘篠賢治、元横浜の斎藤明雄がフジテレビアナウンサーの杉原千尋と共に語っています。

 

セ・リーグ 1stステージのスコア
第1戦 8-7で阪神勝利
第2戦 4-6でDeNA勝利
第3戦 2-1で阪神勝利
阪神がファイナルステージ進出

 

アナ 阪神がDeNAとの接戦を制して5年ぶりのファイナルステージ進出です。

 

平松 パ・リーグと同様に大接戦でどっちが勝っても不思議ではなかったゲームでした。それで阪神が勝ったんだけど、植田が前日の盗塁死の悔しさを晴らしてやろうと初球から走りましたよね。

 

アナ はい。

 

平松 斎藤さん、接戦では足という武器が生きるんですが今回は見事に盗塁を決めましたよね。

 

斎藤 バッテリーは絶対に1球目から牽制して様子を見るのかなと思ったんですよ。完全な無警戒でしたよね。

 

平松 うんうん。

 

斎藤 足を上げてスッと投げて盗塁を決められる。そして次にピッチャーが力んでしまってワイルドピッチで3塁に進まれる。相手に楽に攻めさせてますよね。

 

平松 うん。苫篠さん、1点が大事なゲームでこんな雑な守りをしちゃいけないんだけど、それよりも植田の足か光りましたね。

 

苫篠 そうですね。矢野監督は昨年のファームの時からやってきていた事ですからね。やっぱり初球から走れるようなスペシャリストにならなきゃいけないと。

 

平松 うんうん。

 

苫篠 やっぱりそういうところがここにきて生きてきてますよね。

 

平松 そうですよね。

 

アナ ここで矢野監督の談話を紹介します。「こんな試合をしてくれて。すごいなぁ。11人の気持ちが繋がっている感じがして、それが見ていて嬉しい。2年前のクライマックスシリーズ敗戦は頭になかった。目の前のことで頭がいっぱいいっぱい」とのことでした。

 

平松 もうこれは勝てば官軍、負ければ賊軍でね。勝つことによって悪いことが全部消えるのが勝負事なんだけど、全ていい方に転がりましたね。

 

 

以上です。

張り詰めた試合で盗塁を決めたのは大きい。
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