2019年10月23日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2019』でこの日に日本シリーズ 第4戦に負けて4連敗で日本シリーズ敗退となった読売ジャイアンツの1年間について元中日の立浪和義、元日ハム阪神の片岡篤史、ヤクルトで監督をしていた真中満がタレントの衛藤美彩と共に語っています。
本183 得663 失573 率.257 防3.71
本塁打、得点、チーム打率はリーグトップ
衛藤 ソフトバンクに敗れて残念ながら7年ぶりの日本一とはなりませんでしたが、5年ぶりにセ・リーグを制した今シーズンの巨人はいかがでしたか?
真中 僕、個人的に思うのは戦力的にそんなに抜きに出るような感じはなかったんですよね。
衛藤 はい。
真中 そんな中、非常に選手をうまく起用しながら勝ったように見えました。立浪さん、今年のセ・リーグの印象というか、ジャイアンツの戦いぶりはどうでしたか?
立浪 特に開幕前から中継ぎ投手が不安だと言われていたんですけど、本当に色々とやり繰りしてましたよね。
真中 そうでした。
立浪 ただ5月ぐらいからやっぱり打線が活発でしたよね。
真中 しっかり打ちましたよね。
立浪 坂本・丸の両選手が機能して一時の強いジャイアンツという印象もあったんですけど、本当に投手陣では菅野投手が悪い中で山口投手が頑張ったりでね。
真中 あと中川投手も序盤はいいところで好投してチームを引っ張ってましたよね。そして片岡さん、セ・リーグの総括をお願いします。
片岡 巨人は球団史上4年間、優勝から遠ざかったことがないんですよね。
真中 それもスゴいことですよね(笑)
片岡 まあそういう中で原監督も相当プレッシャーを感じておられたと思うんですけど、やっぱり原監督になってチーム内で緊張感があるように見えましたね。
真中 はい。
片岡 私が非常に印象に残っているのはゲレーロがホームランを打って涙を流すシーンがありましたよね。
真中 ありましたね。
片岡 外国人がああなることなんてあまりないじゃないですか。
真中 そうですね。
片岡 やはりああいうのを見てチームの一体感を感じましたし、あとは課題だった投手陣ですよね。
真中 はい。
片岡 特に中継ぎ以降は田口を中継ぎにしたりして非常にやり繰りされてシーズンを乗り切ったと思いますね。
真中 若い選手も非常に出てきましたよね。
片岡 はい。
以上です。