2020315日にテレビ朝日で放送された『サンデーLIVE!!』で埼玉西武ライオンズの松坂大輔と古田敦也が対談しています。

 

年齢について

古田 今年いよいよ40歳ですか。

 

松坂 はい。

 

古田 いいですね!()

 

松坂 フフッ()

 

古田 なんか年齢に抗ってる姿が僕からしたらカッコいいの一言です。

 

松坂 いやいや() 自分が入団した時に40歳前後の選手、僕は伊東勤さんですね。

 

古田 はいはい。大ベテランですね()

 

松坂 そうですね。だから、やっぱり若い子に自分がどう見られてるんだろうっていうのが。

 

古田 ゴメン。そう見られてます()

 

松坂 ハハハ() やっぱり若く見られたいっていう思いますね()

 

 

松坂と古田の初バッテリー

古田 1999年のシドニーオリンピック最終予選ですよね。

 

松坂 はい。

 

古田 そのメンバーに我々が選ばれまして。あの頃はまだ19歳ですからね。

 

松坂 そうですね。当時は怖いもの知らずとうか、そこまでプレッシャーは感じていなかったですね。僕はもう古田さんとバッテリーを組めるのがスゴく嬉しかったですし、もう任せっきりですね()

 

古田 いやいや()

 

1999年のシドニーオリンピック最終予想でバッテリーを組んだ2人。この時にプロがオリンピック予選に参加したのは史上初だった。当時の最終予選で高卒1年目の松坂は台湾戦に登板し、9回1失点13奪三振の見事な投球を見せ、試合は日本のサヨナラヒットで勝利した。

 

松坂 オリンピック予選の前にあるオールスターの時ですかね。

 

古田 ありましたね。

 

松坂 その時に1回練習で受けてもらって。

 

古田 ここでしか前もって受けることができないからということで。

 

松坂 ブルペンで受けてもらったのを覚えています。

 

 

投球スタイル

古田 今年、なんかちょっと『動かすボール』を投げたいみたいなことを聞いたんですが。

 

松坂 やっぱり昔のようなボールは実際に投げられないですし、若い選手のブルペン投球を見ていても、「ボールの勢いはもう勝てないな」って。

 

古田 うん()

 

松坂 そう思うんですけど、パ・リーグは特にパワーピッチャーが多いイメージですね。僕みたいなタイプのピッチャーは少ないから、逆にいいなかなって。まあ、あんまり言わない方がいいのかな()

 

古田 言える範囲で()

 

松坂 トータルでピッチャーとして考えたときに「まだ勝負できる」って思ってます。はい。

 

古田 打たれても次のバッターでショートゴロゲッツーとかね。そういう粘りのあるピッチングを。

 

松坂 はい。

 

古田 例えばダブルプレーとか見たら、調子いいなと思っていいってことだよね?

 

松坂 そうですね。その日の調子の見え方っていうのが変わってくるんじゃないですかね。

 

 

今後の野球人生

古田 これからの野球人生はどう考えてる?

 

松坂 漠然とですね、年齢とか考えた時にここ(西武)で終えられるのが一番いいんじゃないですかね。明日起きたらめちゃくちゃ激痛で「もう二度と無理だ」と思うかもしれないですし、それは明日になってみないと分からないですね。やっぱりなかなか先を見られない状況なので、やっぱりまず1勝ですね。

 

古田 うんうん。松坂怪物伝説をまたここからね。

 

松坂 はい()

 

古田 平成の怪物と言われてますけど、「俺は令和でもやるよ」と。

 

松坂 ()

 

古田 これから松坂伝説第二章。背番号16になって。僕らは楽しみでしょうがない。

 

松坂 いやぁ、でも、昔の映像とか見てると「生意気だな」と思いますね() ヒッソリといきます()

 

古田 ()

 

松坂 ヒッソリと。

 

古田 じゃあ、ヒッソリ期待します()

 

松坂 はい。

 

 

以上です。

古い付き合いで楽しそうに話してました。
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