202081日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.中日ドラゴンズ戦でチームは敗れはしたもののリーグトップとなる打点をあげた東京ヤクルトスワローズの村上宗隆の成長について元巨人の斎藤雅樹と楽天で監督をしていたデーブ大久保がタレントの井森美幸と共に語っています。

 

井森 ヤクルトは中日に敗れましたが、4番の村上選手はリーグトップの38打点。そして去年から大きく変化した数字がありまして、これです。

 

2ストライクからの打率(8/1の試合終了時点)
2019年 打率.149(316打数47安打)
2020年 打率.313(131打数44安打)

 

井森 2ストライクからの打率が高いんですよ。

 

斎藤 ほー。

 

井森 斎藤さんはどうご覧になりますか?

 

斎藤 去年まではまだ強引になったりとかで、2ストライクになると三振かな、みたいな感じがあったんですけど。

 

井森 はい。

 

斎藤 そこで今年はしぶとく逆方向にも打ったりしますので、それがこの打率に繋がってるのかなと思いますね。

 

井森 結果に出てるということですよね。デーブさんはどんな風にご覧になりますか?

 

大久保 去年はレギュラーとして試合に出させてもらってましたよね。

 

井森 はい。

 

大久保 去年なんかだと真っ直ぐに振り遅れたらそのままで、それを嫌がると変化球が来たら泳がされるという状態でした。もともと変化球を打つのは上手でした。

 

井森 えぇ。

 

大久保 それで今は真っ直ぐにちょっと差し込まれそうになっても、自分で奥行きを取ってバットとボールの距離を取って前に飛ばすことができるようになった。そこでもともと上手だった変化球にも追い込まれても慌てないでバットを入れれる。

 

井森 うんうん。

 

大久保 フォークボールを頭に9割入れても真っ直ぐに差し込まれてもファウルで逃げれると。そこは技術が急激に付いてきたので、やっぱり三振をしにくいバッターにもなって。

 

井森 はい。

 

大久保 そこで前に飛べば、やっぱり力のあるバッターですから打球が速くヒットになりやすんだと僕は思いますけどね。

 

井森 もう立ち姿がサムライみたいな感じで打ちそうな雰囲気が出てますよね。

 

大久保 小さい頃からなんですけど、カープの今井さんがいたじゃないですか。

 

斎藤 うん。

 

大久保 あの方の、プロの教育も熊本で受けてるエリートの子なんですよ。だからやっぱりいい指導者に当たって育ってきてる。しかもヤクルトという育てるのが上手な球団で、ものの見事に育ってますよね。

 

井森 今年も数字が楽しみですね。

 

 

以上です。

村上はエリート。
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