2018年10月13日にBS1で放送された「ワールドスポーツMLB」でこの日のナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズ、ロサンゼルスドジャースvs.ミルウォーキーブルワーズの第1戦に先発しましたが5失点と大乱調のピッチングをしてしまったドジャースのカーショウについてメジャーで活躍した石井一久がフリーアナウンサーの上田まりえと共に語っています。

 

【この日のカーショウの投球】

3回0/3、74球、被安打6、奪三振2、与四球2、失点5

 

 

アナ ナ・リーグ優勝決定シリーズの第1戦はブルワーズが逃げ切って勝利で先手を取りました。石井さん。

 

石井 ポストシーズンは必ず盛り上がる試合になるんですけど、まさかここまでブルワーズが強いと思わなかったですよね。

 

アナ そうですよね。見応えがあった第1戦でしたが、ポイントはどこにあったんでしょうか?

 

石井 やっぱりカーショウがブルワーズ打線に捕まってしまったことですよね。それによってパスボールであったり、エラーだったりで流れを変えてしまった。その流れを変えることができなかった。

 

アナ はい。

 

石井 3回裏に打者がピッチャーのウッドラフの場面で4球目にカーブを投げるんですけど、ここで少しウッドラフが少し仰け反るんですね。

 

アナ はい。

 

石井 やっぱりピッチャーなので打てるとしたら真っ直ぐなんですよね。その真っ直ぐを敢えてカーブの後に続けてしまった。そこのミスが出たんじゃないかなと思いますけどね。

 

アナ タイミングバッチリのホームランでしたよね。

 

石井 そうですね。ウッドラフのホームランの飛距離はさすがでした。そして4回裏には下位打線を相手に先頭打者にフォアボールを出した後に8番アルシアにヒットを打たれて9番ピッチャーのところに代打サンタナにもヒットを打たれてしまうんです。連打で失点してしまってカーショウは悪い流れを止められなかったんですけど、いつもならここでしっかりとグランドボールを打たせてアウトを取ることができたんですけど、今日は上手くできなかったですね。

 

アナ でも、ブルワーズの主軸はほぼ抑えているんですよね。

 

石井 はい。

 

アナ それでも打たれてしまった要因というのはどこにあったんでしょうか?

 

石井 今日は流れを止められなかった理由はホームランの後にヒットを打たれてバタバタっとしてグランダルがエラーだったりでそういうものがあって、何かドジャースの野球ができなくてアタフタした感じ。

 

アナ うーん。

 

石井 それが後手後手に回った感じに見えましたね。

 

アナ ミスが重なってしまったというのがドジャースらしくなかったですよね。

 

石井 でも、イェリッチとブラウンが当たってないのにこういう試合ができるというのはブルワーズに大きかったかもしれないですね。

 

 

以上です。

カーショウが負けるとドジャースにとっては痛い。

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