2020年10月4日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.北海道日本ハムファイターズ戦でホームランを打つなどで勝利に貢献した福岡ソフトバンクホークスの周東佑京。先日のエラーを境して成長した姿について元横浜の高木豊と元日ハムの岩本勉がフジアナウンサーの杉村千尋と共に語っています。
2打席目 ピッチャーゴロ
3打席目 見逃し三振
4打席目 ライトホームラン(打点3)
5打席目 セカンド内野安打
シーズン打率.264(10/4の試合終了時点)
アナ 栗原選手の活躍もありソフトバンクが日本ハムに快勝です。豊さん、この試合の熱視線はどこになりますか?
高木 周東ですね。覚えてますかね、9月25日のロッテ戦でエラーをしたんですよ。これが試合を左右してチームが負けてしまったんですよね。このエラーをキッカケに周東が物凄く成長したなという。
岩本 はい。
高木 チームの足、そしてピッチャーの足を引っ張ったこのエラーがあってから、今日はチームを助けるホームランを打った。人を助けられるぐらいの選手に成長してきたなと。それで翌日の9月26日にヒーローインタビューを受ける活躍をして、そこから今日まで4割5分5厘打ってるんですよ。
高木 だから失敗が人を育てたなっていう。
岩本 そうですね。
高木 周東良かったなっていう。だからこの周東の成長をスゴく嬉しく思いました。
岩本 彼が1軍にグッと来てから、そしてジャパンのメンバーに入ってから、やることなすことが上手くいってたわけじゃないですか。
高木 そうですね。
岩本 今日、豊さんが周東に触れてくれたから発言させてもらうんですけど、彼はプレー尻が甘いですよね。
高木 甘いよね。
岩本 球際だったり表情だったりプレーも。
高木 うんうん。
岩本 そういう軽さが伺える選手で、いつか痛い目に遭うんじゃないかなと見ていたんですけど、その9月25日のエラーを境にして人が変われたというのが野球の魅力の一つですかね。
高木 そうですね。人間的に大きくなったというか、成長したというかね。
岩本 そうですね。
以上です。