2020年11月7日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース 2020』でこの日のvs.阪神タイガース戦で引退となった広島カープの石原慶幸について元日ハム阪神の片岡篤史と元中日の井端弘和がフリーアナウンサーの梅田淳と共に語っています。
石原慶幸の引退スピーチの一部
石原 私は今日、引退します。まさか自分がカープのユニホームを着て、19年間もの間、プロ野球生活を送れるとは思ってもいませんでした。良い時も、悪い時も応援してくれたファンのみなさん。どの球場に行っても、レフトスタンドを真っ赤に染めてくれたファンのみなさん。いつもマツダスタジアムを真っ赤に染めてくれたファンのみなさん。ファンのみなさんの声援はいつも勇気と力を与えてくれました。そんなカープファンは僕は日本一のファンだと思います。そして今日、そんなみなさんの前で引退できることを本当にうれしく思います。本当にありがとうございます。最後になりますが、野球人生苦しかったことの方が多かったですが、先輩、後輩、ファンのみなさんの力によって、優勝も経験させてもらいました。小さい頃から大好きな野球を続けてきて、本当によかったと思います。19年間、みなさんの支えがあり、幸せな時間を過ごすことができました。19年間、本当に、本当にありがとうございました。
石原を語る
捕手での通算試合出場数は球団最多
アナ 石原選手は19年という長きに渡ってプロ野球生活を送りました。片岡さん、これは大変なことですよね。
片岡 怪我が多いポジションで19年間やって3連覇にも貢献しましたし、コツコツとやってきたキャッチャーらしい選手だったと思いますね。
アナ はい。井端さん、キャッチャー石原というのはどういう選手でしたか?
井端 非常にバッターを観察しているなと感じましたし、ここって場面ではしつこくインサイドばっかり攻められたイメージがあるんで、やっててバッターボックスでしつこいなと思ってやってましたね。
アナ なるほど。今日は黒田博樹氏と新井貴浩氏も引退セレモニーに登場して花束を渡していました。片岡さん、ここ数年の広島の素晴らしいチームワークというものを感じさせますよね。
片岡 会澤が涙してまいたけど、同じポジションでライバルでありながらも目標として切磋琢磨していたと思うんですね。
アナ うんうん。
片岡 ああいう後輩たちの涙を見ると、石原選手がいかにどういう存在でチームを引っ張って来たかというのが分かるシーンだったと思いますね。
アナ はい。井端さん、キャッチャーとして1620試合出場ですよ。
井端 キャッチャーでこれだけの数字は過酷だったと思いますし、その辺に体を強さを感じますし、やっぱりキャッチャーで勝敗もされますからね。
アナ そうですね。
井端 やはり勝ってたからこれだけの出場試合数だったと思いますね。
アナ 今後は後輩たちの指導にも当たるんでしょうね。
以上です。