2022年4月1日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.広島カープ戦で本拠地初勝利を飾った中日ドラゴンズ。執念の同点打の鵜飼航丞と逆転打の阿部寿樹について元横浜の高木豊、元ロッテの里崎智也、ヤクルトで監督をしていた真中満がフリーアナの関田日向と共に語っています。

 

アナ 中日が本拠地初勝利です。豊さん、今日の試合のポイントをお願いします。

 

高木 ポイントは8回裏の鵜飼のバッティングだと思います。

 

この日の鵜飼の打撃内容
1打席目 ショートエラー
2打席目 サードゴロ
3打席目 ライト前ヒット
4打席目 ライト前ヒット(打点1)
執念の同点打!

 

高木 やっぱりルーキーで、相手は広島のエースですから、そこで振っていったのが良かったですよね。本人はヒーローインタビューでは反省していましたけど、やっぱりボールでも何でも食らい付いていくっていう気持ちが同点打を生んだと思うんですけど。

 

真中 はい。

 

高木 追い込まれるまでも、そして追い込まれてからもボール球を振ったり、カットしたりしてたんですけど、やっぱり打席でバットを振っていくことがいかに大事かということですね。

 

真中 うんうん。

 

高木 それで今日の大瀬良は追い込んでから高めの甘いボールが多かったんですよね。そこを的確に捉えた鵜飼は立派なバッティングをしましたね。

 

真中 貴重なタイムリーになりましたね。そして今日も5番に入ってる阿部選手です。

 

この日の阿部の打撃内容
1打席目 左中間ホームラン(打点1)
2打席目 レフトフライ
3打席目 サードゴロ
4打席目 センター前ヒット(打点1)
先制HR&決勝の逆転打!

 

真中 今日は先制ホームランを含む2安打2打点ですけど、どうでしたか?

 

高木 やっぱり真っ直ぐを狙うんだったら真っ直ぐを、スライダーを狙うんだったらスライダーをしっかりと決めて100%で振るバッターですよね。

 

真中 はいはい。

 

高木 だから最後のタイムリーもインハイのツーシーム系のボールなんですけど、詰まっても持っていけたと。ただ、広島側からすると大瀬良に非常に合ってたので、あそこで代えても良かったかなというのはありましたよね。

 

真中 なるほど。里崎さんはいかがですか?

 

里崎 阿部も石川の台頭でポジションがなくなって、外野をキャンプで練習して、高橋周平の怪我でチャンスをモノにしてね。

 

真中 はい。

 

里崎 これをモノにする勝負運。チームの層も厚くなりますし、本人の意気込みもスゴく感じられますよね。

 

 

以上です。

阿部は今後もやりそうです。
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