2022年5月29日にフジテレビONEで放送された『プロ野球ニュース2022』でこの日のvs.横浜DeNAベイスターズ戦で自身5年ぶりのとなるサヨナラホームランを打った埼玉西武ライオンズの栗山巧のバッティングについて元横浜の平松政次、元日ハムの岩本勉、元中日の谷沢健一がフジテレビアナウンサーの海老原優香と共に語っています。

 

栗山のヒーローインタビューの一部

栗山 何分か前まで裏で準備してたんで、本当に信じられない気持ちです。追い込まれてたんで、あとはバットに当てるだけという気持ちで、本当にファンの皆さんの後押しがあったからだと思います。

 

 

栗山を語る

アナ 西武が栗山選手の自身5年ぶりとなるサヨナラホームランで連勝となりました。谷沢さん、この試合の熱視線はどこでしょうか?

 

谷沢 やはり最後の栗山のサヨナラホームランだよね。準備というか、初球への入り方がいいですよ。インコース寄りのストレートをあわやホームランという当たり。栗山が完全にライト方向に引っ張りにかかるという準備をして打席に入ってますからね。

 

岩本 はい。

 

谷沢 そして2球目のカーブを見逃す。そしてインサイドのフォークかスライダーを見事に捉えました。まあベテランならではの代打の心得のようなものを本当に分かってるね。そんな栗山のホームランでしたね。

 

岩本 そうですね。平松さん、見事に捉えたホームランでしたね。

 

平松 そうですね。こうやってバッティングを見てますとね、やはりバッティングは力じゃないね。

 

岩本 はい。

 

平松 栗山は軽打してるというバッティングでね。これが真芯に当たったら、ホームランになるだけの飛距離が出るわけですから。だからホームランというのは力じゃないという事ですよ。素晴らしいホームラン。

 

岩本 谷沢さんが言われたように、その場その場で自分のやるべきことを準備できてますよね。まさに心得てますよね。

 

平松 ヒーローインタビューでも「打ってやろう」というのでなく、とにかく「芯に当てよう」というのが伝わってきますよね。それがこういう結果になるんですからね。ベテランの味ですね。

 

 

以上です。

ベテランの一撃でした。
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